100人と坐禅を行ったホドロフスキー監督(中央) 『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』などで、世界的に熱狂的なファンを持つ鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が26日、世田谷区の龍雲寺で行われた「ホドロフスキーと100人坐禅大会」に来場し、およそ100人の参加者と共に坐禅を行った。 映画『リアリティのダンス』場面写真 この日の会場となった龍雲寺は週に1度、一般に向けた坐禅会を開催している臨済宗妙心寺派の寺院。外光が差し込む厳かな雰囲気の中、ホドロフスキー監督は入場すると、100人の参加者に向かって「わたしは禅の師匠ではない。ですからとても恐怖を感じています」とコメント。続けて、メキシコで出会った禅の師匠・高田慧穣(えじょう)についてポツリ、ポツリと、一言ずつ、かみしめるように穏やかな口調で語り始めた。 ADVERTISEMENT 「わたしは彼と出会ってから人生が変わりました。わたしの映画