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ブックマーク / xtech.nikkei.com (4)

  • 硬派なArch LinuxをGUIで使いやすく、XP風の「Manjaro ARM MATE」

    4000円台のPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」向けに、世界中のコミュニティーがさまざまな軽量OSを開発しています。その中で、簡素であることを設計思想とする「Arch Linux」をベースに、入門者でも使いやすいGUIを加えて改変したのが「Manjaro ARM MATE」です。 Manjaroプロジェクトは、「Arch Linuxは最先端のソフトウエアが使えるが、専門知識のないユーザーには手が届かない存在」とし、Arch Linuxの利点をユーザーフレンドリーな形で提供することを目的としています。Manjaro ARM MATEは、ManjaroのArmプロセッサ版で、GUI基盤のデスクトップ環境に「MATE(マテ)」を組み合わせたLinux OSです。MATEはWindows XPに似た昔ながらのスタートメニューを備えるのが特徴で、入門者向けの「Ubuntu」派生品の「

    硬派なArch LinuxをGUIで使いやすく、XP風の「Manjaro ARM MATE」
  • 不遇のUNIX後継OS「Plan 9」をラズパイで体験

    現代の汎用OSの礎となったUNIX。その開発者がUNIX後継として開発しながら、一般には普及しなかった不遇のOS「Plan 9」。そのPlan 9が、600円台からのボードPC「Raspberry Pi(ラズパイ)」シリーズで簡単に試せます。 Plan 9は、C言語やUNIXを生み出したベル研究所が開発したOSです。OSの機能をネットワーク上に分散させられる、いわゆる分散OSとして、ケン・トンプソン、デニス・リッチー、ロブ・パイクといったスター開発者が携わりました。データを階層構造のディレクトリーで表現するUNIXの設計思想を一歩進め、ネットワークプロトコルも「/net/dns」のようにファイルとして表現するのが特徴です。しかし実利用上のメリットを訴求できず、UNIX風のオープンソースOSであるLinuxの普及を横目に2002年を最後に開発がストップ。以降はオープンソースとして公開されてい

    不遇のUNIX後継OS「Plan 9」をラズパイで体験
  • 試して分かったAI開発の意外な落とし穴、動作環境構築に難題

    Linuxなら「DQN」や「Universe」など、著名な人工知能AI)のほとんどが動く――。日経Linux2017年3月号の特集「誰でもできる人工知能30」では、多くのAIソフトを導入して実際に動作させてみた(写真1)。AIソフトのインストール手順をうまくまとめられたので目標は達成できたが、作業を進める中でAI開発に対する課題を見つけた。 AI開発環境の導入が難しい Linuxで動作する一般的なフリーソフトの多くは開発元のWebサイトを読むと、すんなりとインストールできる。しかし、AIソフトは開発元のWebページにある説明やマニュアルを読んでも手間取ることが多かった。 その原因は、AIのフレームワーク「Caffe」、ライブラリ「TensorFlow」、GPU(Graphics Processing Unit)の開発環境「CUDA」、Python環境「Anaconda」などのソフトが必要

    試して分かったAI開発の意外な落とし穴、動作環境構築に難題
    minimiomo
    minimiomo 2017/02/08
  • ビットコインは本当に安全なのか、理論研究が示す意外な落とし穴

    ビットコインにおけるブロックチェーンは、暗号技術を駆使することで、類い希な耐改ざん性を実現した。 しかし、暗号通貨としてのビットコインの安全性を論じるには、耐改ざん性の観点のみでは不十分だ。同じコインが二重に使用されることがない、取引記録に矛盾を生じさせたりサービス不能に陥らせたりする攻撃が成立しないといった、様々な観点の安全性について検証する必要がある。 ビットコインは、ブロックチェーン技術を用いたサービスとして最も歴史が長い。運用の開始から7年間、プログラムのバグ以外でシステムの停止やデータのロールバックなどを起こしたことはない。 だが最近の研究では、ビットコインのプロトコル設計や実装上の問題により、不正な支払い、データの改ざん、システムの停止などを引き起こしやすい状況を作り出せることが報告されている。 ビットコインにはどのような脆弱性が発見され、脆弱性を解決する修正案が提案されてきた

    ビットコインは本当に安全なのか、理論研究が示す意外な落とし穴
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