気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米インターネット検索大手グーグルの市場独占に対する不満が高まっている。例えば、数百万冊に及ぶ書籍をデジタル化しようという同社の試みが訴えられている。今年初め、訴えた著者や出版社との間で暫定和解に漕ぎ着けたが、現在、司法当局がその合意によって同社が書籍の内容の大部分を商業利用する独占権を手に入れることになるかどうかを検討している。 広告主も憤慨している。グーグルが検索広告で大きなシェア(米司法省によると70%以上)を握っているため、広告主側は交渉力を持てないというのだ。さらにこのほど、市場支配力を行使して競合企業を押し潰したとして、訴訟も起こされた。 マイクロソフトの教訓に学ぶ 米国では合法的に独占企業になることは可能だが、グーグルのような大手