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ブックマーク / it.blog-jiji.com (26)

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: GoogleのNexus Oneの狙いは主導権をキャリアから奪取すること

    発表内容をサクっと見たところ、やはりそこが一番重要なんだと思う。自社のサイト上で直接ケータイを販売したかったんだろう。そうすることで、主導権をキャリアから奪い取りたかったんじゃないか。   だって機能面では、ウェブページ上で音声入力が可能な音声キーボード(voice-enabled keyboard)がおもしろいとは思ったけど、あとは「iPhoneとどう違うの」というのが正直な感想。つまり何か新しい機能を追加したくて自らケー タイの開発に乗り出したんじゃない、ということだ。Googleが考えるケータイの理想的なユーザーエクスペリエンスの実現を妨げているのはハードメー カーではなく、キャリアだったんじゃないか。GoogleのオフィシャルブログのエントリーのタイトルもOur new approach to buying a mobile phone(われわれが提案するケータイの新しい買い方)と

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: Googleの次の買収ターゲットはDSP=やはり広告業界に革命を起こしたいんだよ

    Googleって何の会社かっていう質問に対しては、「検索の会社」という答えが一般的かも知れないけど、Googleの検索サービス自体は無料。収入減のほとんどは広告。しかも自分で運営する広告の仕組みで収益を挙げている。ということは実態は広告会社なんだと思う。 その証拠にモバイル広告のマーケットプレイスのadmobを買収したし、今度はDemand Side Platformの会社を買収しようとしている。 このDemand Side Platformってどんなタイプの会社かというと、米ClickZの解説によると次のような感じ。 A single system that connects to multiple ad exchanges and other media suppliers, accessed by a single user interface. Campaign managemen

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: リアルタイムのウェブ解析ツール3種

    リアルタイムウェブの時代になってきたので、ウェブ解析もリアルタイムで行いたい。Twitterでのどの発言がどのようにペイジビューを伸ばしているのか知りたい。  そんな風に考えていたら、やはりいろいろリアルタイムのウェブ解析ツールが出てきているもよう。時間があるときにどれがいいのか調べてみたい。まだどれも使ってません。まずは自分用(そしてこうした情報を求めている人用)にメモ。  Clickyは、Twitter解析に加え、短縮URL対応ということろが、いかにも今風。ドメイン名からだと思うけれど、社名で解析できたりするようだ。これいいなあ。 やはりどのような情報がどのような企業の情報ニーズに合っているのか分かるのって、僕のように調査、コンサルを中心にしたいと思っている人間にとってはありがたい。でも有料。 GoSquaredって会社のLiveStats。これは有料なんだろうか。要調査。 Char

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 米でネットTVが本格的に普及し始めたもよう。この流れが日本にきたら地デジっていらなくね?

    ネット接続のある家庭なら、1万円くらいのセットトップボックスを購入し、月々1000円くらいの映画見放題のサービスに加入し、最新の映画はペイ・パー・ビューで見る、というテレビ映画の視聴の仕方がアメリカのほうで急速に普及し始めているようだ。  インターネットTVで急成長しているRevision3のCEOが、2010年はインターネットTVの時代だ、みたいな感じで自信たっぷりにブログに書いているし、Silicon Alley Insiderも来年の予測の1つとしてネットTVの普及を挙げている。 もしこの流れが2010年中に日に押し寄せたら、2011年の地デジってどうなるんだろう。「地デジっていらなくね」みたいな流れになりはしないか? 映画見放題のサービスとしてはNetflixと いうのが以前からあった。月8ドル99セントというから1000円弱で見放題。もともとはネットで予約、郵便でDVDを受け

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 電子ブック端末はおもてなしが勝負。って当たり前だけど

    電子ブック端末は来年から一気に普及するって言ってるんだけど、割と多くの人から「当っすか」という懐疑的な反応を受けることが多い。そこで僕の主張をもう一度整理しておきたい。  電子ブック端末が来年から格普及すると思われる理由は2つ挙げられると思う。 1つは、電子ブック端末、もしくは電子ブック端末としての利用が可能なデバイスがめちゃくちゃ多く発売されるから。【参考記事】EeePCのAsutekも、Dellも、タブレットPCデビューか ビッグローブ、Android端末を利用した「クラウドデバイス」事業を開始へ 2つ目の理由。AppleがタブレットPCを発売するとみられるから。来年の夏前の発表じゃないかって言われてたんだけど、最近は早ければ3月の発売という情報もある。【関連記事】アップル、タブレットMacを3月に発売予定? で僕がどちらの理由を重要視しているかというと、実は2のほう。自分自身触手

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: SEOはもはや重要ではない?

    最近このブロガーのアクセス解析を見ていると、かなりの部分のアクセスがTwitter経由で来ている。検索経由のアクセスを大きく引き離しているのが現状。今後アメーバやグリーのTwitter風ミニブログが普及すれば、同様の影響がかなり広範囲なサイトに出ることは簡単に予想できる。ということは、検索エンジンの上位に表示させるための取り組みであるSEO(検索エンジン最適化)は、その有効性を失いつつあるということなのだろうか。  そんなことを考えていたら、シリコンバレーの有力ブロガーのRobert Scobleさんの2010: the year SEO isn’t important anymore?を書いていたので面白く読んだ。  やはりScobleさんもSEOの重要性が低下していると感じているようなのだが、その根拠が僕と少し違う。彼がそう感じるのは、例えば彼が住むHalf Moon Bayの寿司レス

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  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: ビジネスマンが報道機関を買収すればどうなるか

    All things Digitalに興味深い記事が載っていた。BusinessWeek's Future is Cloudy, but Better Than It Could Have Beenという記事。 米 経済誌のビジネスウィークが経済報道機関のBloombergに買収されると、中の人たちはいつ解雇されるんだろうかとびくびくしているらしいのだが、 private equity firm ZelnickMediaに買収されていたら、もっとひどいことになってましたよ、という話。ZelnickMediaの関係者によると、ビジネスウィー ク買収後は次のような計画だったらしい。 Wind down BusinessWeek’s print business “as profitably as possible”–the company would have to honor existin

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 電子書籍の未来は既に見えている

    電子書籍がいつごろからどのように普及していくのかは、もう見えていると言ってもいい。それは来年からである。アップルから発売されるであろうタブレット型パソコン上で、一部電子書籍が売れ始めるのである。 弾さんのブログによると、弾さんの電子書籍としてiPhone上で売れ始めているようだ。5日前に発売開始の「弾言」「決弾」 on iPhoneですが、現在電子書籍部門の2位と3位となっております。弾さんの感想としては、それまではグラビアとマンガがよく売れていたそうだが、小さな画面には文字書籍の方が向いているように感じるとのこと。それに一部350円だが、一部当たりの著者の収益は紙のとそれほど差がないそうだ。   そうなると、今後はiPhoneやタブレット型パソコンのユーザー層に受けるようなから、次々と電子書籍として販売されていくことだろう。書店販売の紙 の書籍はしばらくは今まで通り販売され

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: だからヤフーも報道機関になるって言ったじゃない

    ほんとに数ヶ月前の話だけど、某従来型メディア企業関係者から「君はヤフーのことをメディアって呼ぶけど、一般的な日語ではヤフーのことはメディアって呼ばないよ」と言われたことがある。はあ?ヤフーをメディアって呼ばないんだったら、何がメディアだよ。 「メディアというのは自社で記者を抱えて報道する企業のことだ」とその人は言う。「ヤフーは他社からコンテンツを購入してくるだけ。自分たちで報道しないのでメディアではない」。 「でもコンテンツが買えなくなったり値段が高くなって、ヤフーが自分たちでコンテンツを作るほうが安いと判断すれば、間違いなく記者を中途採用して報道に乗り出しますよ」と反論すると「いや、そんなふうにはならないね」と突っぱねる。 あー頭が爆発しそうになる。 はい、証拠。 Talking Points MemoというブログメディアのAndrew Golisのブログをご覧ください。米ヤフーのニュ

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 日本のモバイルアプリは原始的

    ちょっと釣りっぽいタイトルになったけど、TechCrunchのエントリーから。日語版は「残念ながら技術的な洗練度は驚くほどプリミティブだった」と読者の感情に配慮してか、primitiveをあえて訳さずにそのままカタカナ表記しているが、primitiveとは原始的という意味だ。 これはgeeks on a planeというアジアツアーのプログラムの一環として、東京でテクノロジー業界の関係者からブリーフィングを受けるというイベントに参加した後の感想としてあげられたエントリー。このツアーには、シリコンバレーの有名ブロガーを中心に30人ほどが参加、東京のほかに北京、上海で同様のイベントを開催するという。 僕もこのイベントにお声がけをいただいて、日のウェブ、モバイル全体を概観するようなブリーフィングをさせてもらった。特に日のモバイルの先進性について強調して、リアルタイムのtwitterの書き込

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 図らずもBing発表の日にMS本社担当者を取材した男の手記「結構いいかも」

    ▼よさを実感するには設定を英語に切り替えろ 時事ドットコム用にマイクロソフト社にある「未来の家」を取材してくるようにいわれて、シリコンバレーからシアトル、レッドモンドにやってきた。それとは別に自分のプロジェクトとして、モバイル担当者とも取材を入れた。  数週間前から日のMSの広報担当者とやりとりしてたんだけど、「検索は興味ないですか」と聞いてくる。そっけなく「ないです」>オレ。  でアメリカに来てからは、社の広報担当者とやりとりしてたんだけど「検索のアポ入れといたよ」って。おいおい頼んでないよ。  でもまあ時間もあるし、聞いてみてもいいか。いろいろがんばってセットアップしてくれてるんだから、って感じで、Bing発表の当日に開発者にマンツーマンで話を聞いた。そうか、たまたま発表の日だったんで、プッシュしてきたんだな。でもこれって普通ならラッキーな話なんだろうなあ。  でBingの機能を

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: i-Phoneは大成功だ−IVSパネルから

    というのは、夏野さんの意見。Yahoo!の松さんが、「ここは書いてください(笑)」というので書きます(笑)。 まず夏野さんは、理由を次のように述べている。 「僕はiPhoneは大成功だと思う。今まで日のケータイ業界の中で、海外から入ってきたちょっと個性の強い、いわゆる純正のキャリアのケータイとは違うケータイ端末が、何十万台かは知りませんが、この規模で売れたことはこれまでなかった。もっとすごいのは発売後もうすぐ一年。モデルチャンジしないで先進機能の端末を売り続けられるというのは、日のケータイでは初めて。すごいことだと思う」。 松さんによると、「台数は言ってはいけないことになっている。スティーブ・ジョブズに(秘密保持契約に)サインさせられているので。恐らくYahoo!内で知っているのは僕だけ。社長も知らないと思う。でも今回キャンペーンを打ったおかげで、急激に普及率が伸びているとい

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: キャズムを超えたtwitterはどう変化していくのか

    twitterが再び旬になっている。テクノロジー系の人の中には「なんで今また?」と不思議に思っている人が多いようだが、まあキャズムを超えたということなんだと思う。 twitterのfollowerが多い人のトップ10リストをみても、以前はスコーブル氏とか、USのテック系の人たちで占められていたけど、最近はハリウッドスターの名前が入ってきているし。明らかにマスのメディアになったということなんでしょう。 USのマスメディアもtwitterのことを取り上げることが増えているようだし、キャズムを超えたことで正のスパイラルに入ったんだと思う。 さてキャズムを超え、マスのメディアになればどうなるか。 マーケティング施策がいろいろ打たれるようになるんだろう。例えば「ちょっと風邪気味みたい」とつぶやけば、「お大事に。風邪薬の20%オフのクーポンを次のURLからダウンロードできますよ」というレスが薬品メーカ

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 音声版QRコードになるかー新技術「サウンドコード」は音でURLを取得

    「毎朝駅までを車で送っていっているんです。ラジオを聞きながら運転しているんですが『詳しくはwww.○○.co.jp/radio/infoまでアクセス』っていわれても、そんなの運転しながらメモれないでしょ」。株式会社フィールドシステム取締役の津久間孝成氏は、新技術の開発動機をこう語る。  長いURLをキーボードなどで直接入力せずにウェブサイトにアクセスする仕組みとして、QRコードはずいぶんと普及した。新しい携帯電話にはQRコードリーダーはまず搭載されているし、雑誌や名刺、ポスター、チケットなどにQRコードが印刷されてあるのもよく見かけるようになった。QRコードのようなURLの入力の簡単な仕組みを音で実現できないだろうか。津久間氏はそう考えたわけだ。  開発した「サウンドコード」という技術は、URLなどの文字情報を音声コードに変換し、それを携帯電話のマイクで受け取ってURLなどの文字情報に戻

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 今こそメディア事業の基礎固めのとき

    「今後はメディア、広告に関して論考しない」と宣言しておきながら、それでも考えてしまう自分。嗚呼。  年明けに友人からこの領域で講演を頼まれているから、頭のどこかで考えてしまうのだろうな。もう早くこの領域から卒業したい。  さて今こそチャンスなんだろうなと思う。もちろん「メディア=コンテンツの配信」という感じのメディアには未来はないんだけど、「メディア=人と人がつながる場、インフラ提供者」という意味でのメディア事業は、今こそ大胆に動かないといけないんだと思う。  「人はほかの人とつながりたい、情報交換したい、と思っている。それが能である」という信念を持って、そうした場を提供するには何をすべきかを徹底的に考え抜く必要があるのだろう。「この業種の人たちはなかなか相互にコミュニケーションしない。SNSなんか作っても無駄」などと思考停止せずに、SNSがだめならどういう手段があるのか、現時点でどうい

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: メディアの変化は無視して広告主周辺の技術革新に注目すべき

    相変わらずメディア企業がオンライン事業に躍起になっている。どこかとどこかが共同で新しいコンテンツ配信に乗り出した。どこかが斬新なオンライン事業を始めた・・・。  もしこれらの試みの目的が、まっとうなコンテンツ製作コストを上回る収益を上げることにあるのであれば、残念ながらすべて失敗に終わるだろう。断言してもいい。こうした事業にはある視点が欠如しているからだ。  ケータイの機能に関する技術革新は行くところまで行った。これ以上、どのような機能を追加できるというのだ・・・・という議論。この議論にも大事な視点が欠如している。  2009年、消費者のメディア消費の形を激変させるようなテクノロジーはどういうものが登場するのだろう・・・。というメディア業界内で交わされる議論。同じくある視点が欠如している。 確かにインターネットは、消費者のメディア消費の形を激変させた。だれもがその変化に必死に追いつこうとし

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 広告の未来はFacebook Connectにあり

    次の時代の覇者は、ソーシャルメディアのマネタイズに成功した企業だとこれまで主張してきたが、いよいよそのマネタイズの形が誕生するのかもしれない。  FacebookのようなSNSが持つユーザー情報と他のサイトの持つユーザー情報を組み合わせ、その中からマーケティングに有効な属性やデータを拾い集め、個々のユーザーにとってそのときどきで最適の広告、情報を表示する仕組みを確立するためにDiggが動き始めた。  Digg CEOのJay Adelsonはその辺の構想を講演で語っている。 DiggはFacebook Connectを通じて入手可能になるFacebookの持つ9000万人のデータをもとに、diggのトップページ及び各種ページの自動最適化を実現させるべく技術開発を進めるようだ。9000万人の中には自分と趣味嗜好の似たユーザーがいるだろう。そうしたユーザーのデータを基に、diggのページの最適

  • キーワード広告を超えた!米RockYouのソーシャルアプリ : 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ

    検索キーワードに関連した広告だから効果が高いと認知されたキーワード広告。待ちに待ったインターネットらしい広告と絶賛され、効果が広く認知されたからこそGoogleは世界一のネット企業の座をつかんだ。しかしキーワード広告の登場は「ネットらしい広告」時代のほんの序の口であり、これからより多くの「ネットらしい広告」が登場してくると考えていることは「次世代マーケティングプラットフォーム」に書いた通りだ。 キーワード広告を超える広告の新形態は恐らくソーシャルメディアの領域から生まれてくるのだろうとは予測していたのだが、Infinity Venture Summitにスピーカーとして登壇した米RockYouによると、FacebookなどのSNSの中で展開するウィジェットを使った広告がキーワード広告以上の効果を出し始めたという。ターゲティングとクチコミ効果が相乗効果を起こすからで、特定のノウハウを使えば広