ある時期が訪れるまで絶対に観ることが出来なかった映画作品ってものが、今までの人生でいくつかあった。 そのひとつに、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)の『2001年宇宙の旅』(2001:A Space Odyssey)がある。 image source : 2001: A Space Odyssey 初めて鑑賞したのは、いやその時は最後まで観られなかったんだけど・・・、確か中学生くらいの頃だったんじゃないのかなあ。当時はもはやサルとモノリスのシーンあたりで眠くなっちゃってさ、早々に撃沈した覚えがある。 その後、ぼくは大学で映画と映像を専攻したわけなんだけれど、教えを請うたとある教授の持論として、「素晴らしい映画ほど観ていて眠くなる、つまり観ていて眠くなる作品は素晴らしい映画なのだよ。」というものがあった。すべてに当てはまることではないと思うが、確実にそういう作品はあ
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