EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
改めて、フラッシュストレージってどんなものですか? 谷川:まずはフラッシュストレージについて詳しくない読者もいるかと思うので、基本的なところから教えていただけますか? アラン:イメージはいままでのハードディスクに似ています。違うのはフラッシュそのものの形を生かして、ストレージ装置に搭載している点です。Violin MemoryではVIMM(Violinインテリジェントメモリーモジュール)という形にした上で搭載するストレージ装置を開発しています。多くのフラッシュストレージベンダーはハードディスクの形に変換したSSDをストレージ装置に入れますが、我々はVIMMという形にした上でストレージ装置に搭載しています。 谷川:その形の違いは、どこに表れてくるのでしょうか? アラン:ストレージ装置の中身、アーキテクチャです。販売されている製品の多くがSSDをOEMで外部から購入し、従来のハードディスク用ス
さて、秋のITイベントでいちばん話題になるものといえば、ご存じ、サンフランシスコの街を真っ赤に染めるOracle OpenWorldです。DB Onlineにも谷川チーフの記事がたくさん掲載されていたので読まれた方も多いと思います。筆者は今年、参加することはできなかったので、OOWを総括する意見を言う立場にないのは承知ですが、個人的にはOOW最大のニュースが「ラリー・エリソンCEOがキーノートをぶっちぎってヨットレース(America's Cup)の応援に行った」ということをひどく残念に思っています。CEOが自社イベントのキーノートをぶっちぎった、そのこと自体もがっかりですが、それよりもオラクルがクラウドビジネスにどれだけ本気で取り組もうとしているのか、顧客や投資家に対して示す最大のチャンスをCEOみずからが放り投げたという事実に、本当に落胆させられました。 ラリー・エリソンがぶっちぎった
あんまり小うるさいユーザばかりだと、そのうち外資系ベンダがいっせいに「日本のユーザ、めんどくさ。もうこんな市場、撤退しよーぜ」みたいな事態になるのではないかと、老婆心ながら心配してしまうわけですが、いまのところ「いや、そんなことないよ! 日本市場は我々にとって大事な存在だから!!」と表明している企業がほとんどです。でも口では何とでも言えるからなあ……とぶつぶつ思っていたところ、たまたま2月の「RSA Conference 2013」の取材で、ネットワークセキュリティ製品を数多く出しているパロアルトネットワークスのファウンダー兼CTOのニール・ズック(Nir Zuk)さんに直接お話を伺う機会を得たので、この質問を(へったくそな英語で)ぶつけてみました。セキュリティのトレンドのお話なども一緒に伺ったので、まとめてお届けします。 ― パロアルトネットワークスって、日本法人もたしかありましたよね。
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