ブックマーク / toyokeizai.net (6)

  • 「サハリンパイプライン計画」、年明け始動へ

    11月7日午前、衆議院第2議員会館会議室で、日露天然ガスパイプライン推進議員連盟の総会が開かれた。議題は「日露天然ガスパイプライン早期実現に関する政府への要請書」の採択で、会長の河村建夫議員、事務局長の竹直一議員のほか、10月に訪露したばかりの鳩山邦夫議員も顔を見せた。 日露天然ガスパイプラインとは、サハリンから関東までパイプラインを敷設し、天然ガスを輸送するプロジェクトで、10年以上前からアイデアとしてはあった。ロシア側も乗り気といわれたが、原子力発電比率の拡大を推進していた電力会社の意向や漁業権などの問題をクリアできず頓挫している。しかし、東日大震災以降、原発の稼働停止が長引き、長期的にもその縮小が避けられない中で、エネルギー資源多様化の一環として見直されている。 今年10月にはロシアの天然ガス事業を一手に引受けるガスプロム社幹部から、日側にパイプライン構想を打診してきたと伝えら

    「サハリンパイプライン計画」、年明け始動へ
  • 専門性を磨いても、職場では活躍できない?

    インテリジェンスHITO総合研究所が行った「ビジネスパーソンのキャリア実態調査」によると、「より専門性の高い仕事が出来るようになった」と感じている比率が高いのは25~39歳の世代でした。逆にいちばん低かったのは40~44歳の世代。若手だけに、自分たちの進歩を実感していると思える結果ですが、このデータをみた40代からは 「20代後半の社員たちに専門性の進歩を感じないのですが」 との厳しいコメントが複数の人から返ってきました。さらに資格取得や勉強意欲の高さは感じるが、仕事の中で生かされていないと、話してくれた人も。どうやら、両者の間で、専門性に対する認識の違いがあるのかもしれません。ということで、今回は若手社員に期待したい専門性について考えてみたいと思います。 資格熱は高まるばかりだが…… いつの時代もキャリアアップのキーワードとして挙げられる専門性。その専門性の高さを示す証しと言えば資格取得

    専門性を磨いても、職場では活躍できない?
  • 三菱重工MRJ、世界戦に待ち受ける「関門」

    会場内に和太鼓の音が鳴り響く中、格納庫の扉が開くと、まばゆい日差しを浴びて輝く機体が現れた。細長いシャープなボディの側面には、赤いスリーダイヤのマークと「MITSUBISHI」のロゴ。「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が、ついに姿を見せた瞬間だ。 三菱重工業が社運を懸けて開発を進めるMRJは、70~90席クラスのリージョナルジェット機(地域路線用の小型ジェット旅客機)。かつてオールジャパンで開発されたプロペラ機の「YS―11」(1973年に生産終了)以来、実に半世紀ぶりに誕生する国産の旅客機である。 10月18日、三菱重工は名古屋空港に隣接する小牧南工場でロールアウト(完成披露)式典を開催。関係者ら500人以上を招き、飛行試験用の初号機を初公開した。式典であいさつに立った三菱重工の大宮英明会長は「自分たちの手で国産旅客機を送り出すことは、長年の夢だった。最高レベルの経済運航性と快適性を

    三菱重工MRJ、世界戦に待ち受ける「関門」
  • 日本人看護師が現地で見たエボラの真実 | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

    高校生の頃に、ボランティアでベトナムの麻薬中毒患者のリハビリ施設建設に携わったことがきっかけで、世界中の病気に苦しむ人を助けたいと思うようになりました。日の病院で看護師として働き、海外留学して英語も勉強しました。2012年からはMSFに参加して、イラク、ヨルダン、南スーダンへの派遣を経験しました。 今年4月から長崎大学の熱帯医学研究所で3カ月間、エボラ出血熱について研修を受け、シエラレオネへの派遣オファーを受けました。7月30日に日をたち、帰国したのは9月10日です。 現地では温かく出迎えてくれた 日からシエラレオネへの直行便はないので、MSFの国際事務局部があるベルギーのブリュッセルを経由して、シエラレオネの首都・フリータウンに飛びました。そこからMSFが建てたエボラ出血熱の専門治療施設があるカイラフンまで、400キロの道のりを車で移動しました。 治療施設はテント作りで、私がいた

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  • ヤンキーの気合い、日本の農業に挑む

    父親と10歳以上離れた兄は農産物市場の運営会社を千葉県内で経営。中学・高校時代、坊ちゃん育ちで自由過ぎたのかヤンキーグループの一員で遊び回り、警察のお世話になったことも。一時期、美容師を志したこともあるが、高校卒業後は父の会社に就職。「今でも苦手」な早起きには苦労したが、青果の仲卸や営業を担当。閉鎖的な業界にあって見知らぬ業者に警戒する農家も多い中、ヤンキー時代からの人当りの良さで仕入れ先を次々に開拓。23歳で結婚し、営業マンとして公私ともに順風だった。 ところが数年前、転機が訪れる。西日のみかん農地に出張した際、イノシシやサルたちで荒れ放題のみかん山の光景に言葉を失った。後継者がいないのだ。「見るからに生産者が減っている。若者が何とかしないといけない」。すでに地元でも後継者不足で離農する動きは実感していた田中さんは流通から生産へ進出することを決意。1年間、知人の農家に小松菜づくりを学び

    ヤンキーの気合い、日本の農業に挑む
  • イノベーションは”天才”の独占物ではない

    その理由は単純。多くの日人が「イノベーションは、天才のひらめきによって生まれるもの」と思い込んでいるからだ。「どうせ私に斬新なアイディアなんて降ってこない」と最初から諦めてしまっている。他人任せなのだ。 しかし、ドリュー・ボイド、ジェイコブ・ゴールデンバーグ著「インサイドボックス 究極の創造的思考法」は、そうした「イノベーション才能決定論」を一蹴する。創造的な商品が生まれる過程には共通のパターンがあり、その手順を学べば誰でも〝創造的〟になれる、というのだ。 しかも創造は、枠をとっぱらって自由に発想するよりも、ある制約の中で考えたほうが生まれやすいと喝破する。何かと「型」が好きで、職人的にのめり込みがちな日人にとって、馴染みの良い考え方と言えるだろう。 コロンビア大ビジネススクールの教授であるジェイコブ・ゴールデンバーグと、イノベーション・コンサルタントのドリュー・ボイドは、古今東西の数

    イノベーションは”天才”の独占物ではない
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