環境、仕事、そして人。自分の回りの状況は常に変化しているため、柔軟な適応力が必要だと感じている人も多いだろう。身体や精神を鍛えて柔軟性を身につけるというのは、すぐにできることではなく、なかなか難しいが、本を読んで、あるいは人から学んで知識や教養を身につけることは、それほど難しいことではない。 学び続けることで、知識の地盤を固めたり刷新したりすることができ、より適応力や応用力のある自分になれるのではないか。今回は、この暑い夏にも学び続ける人の力になると思われる本を、5冊紹介する。 「カフェパウゼで法学を 対話で見つける〈学び方〉」 まずは、基本的な学び方の本から。本書は法学部の学生向けではあるが、学び方そのものは法学部に限らず、どの分野にも置き換えられる。冒頭には、本書の読み方についても詳しい説明があるので、「自分の場合」に置き換えやすい。 何より、「学び方」そのものを懇切丁寧に教えてくれる