中国沿海部の天津で12日夜遅く、危険物を保管していた倉庫で激しい爆発が起き、国営メディアは、これまでに44人が死亡し、520人が病院で手当てを受けたと伝え、現場では今も救助や消火活動が続けられています。 新華社通信は、この爆発で、これまでに44人が死亡し、大けがをした66人を含む520人が病院に入院して手当てを受けたと伝えています。 現場周辺では、爆発の発生から半日以上ましたが、今も煙が上がっていて、警察や消防が、数キロの範囲を立ち入り禁止にして救助や消火活動に当たっています。 爆発現場周辺の住宅や工場は倒壊したり、窓ガラスが吹き飛んだりして、原形をとどめていないほか、最寄りの鉄道の駅の屋根が崩落し運行できない状態です。 また、習近平国家主席が、けが人の救助などに全力を挙げるよう指示を出すなど、中国政府は、事態を重く見て対応する姿勢を強調しています。 一方、北京の日本大使館によりますと、天