片足を失い、兵庫県豊岡市でリハビリに取り組む国の特別天然記念物のコウノトリを支援しようと、義肢装具士の資格を持つ県内の女性が義足を作りました。 豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」ではことし1月、片足を失った1歳のメスのコウノトリを保護し、公園の獣医師が雑貨やおもちゃのバットで義足を作ってリハビリに取り組んできました。 このことを知った兵庫県三田市にある神戸医療福祉専門学校の教員で、義肢装具士の資格を持つ川上紀子さんが協力を申し出て、新たな義足を作り、6日装着テストが行われました。 完成した義足はプラスチック製で、足の切断面とぴったり合わせるため、石こうで型を取って部品を作ったということです。 コウノトリは、少しずつ義足に体重をかけながらゆっくりと歩いていました。 川上さんは「ニュースを見て、コウノトリのためにできることは何でもしたいと思いました。前例がないので、試行錯誤しながらの製作はとて