中国が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のNATO首脳会議出席に反発していることと関連し、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「中国がやれとかやるなとか言うのは礼儀ではない。相互尊重にも合わない」として批判した。韓首相は28日に行われた就任1カ月記念記者団夕食懇談会で、「韓国が安全保障のために必要だといえば(NATOに)行くだろう」としながらこのように話した。 この日の韓首相の発言は、「尹大統領のNATO首脳会議出席に対し中国との対立を心配する声がある」という記者の質問に答える過程で出た。韓首相は「基本的に国際社会と米国、同盟国と厚い関係を基にし、中国はとても重要な国なのでまず互いに利益になり尊重する方向で関係をよくしていくべき」として原則的な立場を強調した。 韓首相はただ、中国の経済報復の懸念に対しては「中国と韓国の分業体系は非常に円熟した水準にきた。中国の不満から影響を大きく受けるだろうという確信