河野防衛大臣は、新型コロナウイルスの感染症をめぐり、政府の専門家会議が使用している「クラスター」などの専門用語について、より分かりやすい日本語で表現するよう、防衛省から厚生労働省に申し入れたことを明らかにしました。 これについて河野防衛大臣は、参議院外交防衛委員会で「専門家の先生方がいろいろおっしゃるが、私の周りにも『何を言っているのか分からない』という声もあったので、厚生労働省に対して『分かりやすい日本語を使ってください』という申し入れをしている。政府の発信なので、万人が分かりやすいことばでやるべきだ」と述べました。 河野防衛大臣はこれまで、「日本語で言えることをわざわざカタカナで言う必要があるのか」などと述べていて、「クラスター」を「集団感染」、「オーバーシュート」を「感染爆発」と言いかえられるのではないかと提案しています。