計器に搭載しているInvenSenseの加速度・ジャイロセンサですが、Digital Motion Processorと呼ばれる機能を使うと、センサの生データだけではなく6(9)軸分のセンサデータから計算したQuaternionによる姿勢出力を得ることも可能です。 Quaternion出力が得られれば、(逆)三角関数の計算数回程度で演算能力の低いマイコンでも姿勢角を得ることができます。 以下にDMPの使い方の参考になる情報源等を紹介しておきます。 DMP出力を利用するためには、センサ内蔵のプロセッサにコードを流し込む必要があります。 初期化コードは最大で3 kByteほどのようです。 1. I2Cdevlibで公開されているライブラリ 多数のI2Cデバイス用のライブラリを公開しているI2Cdevlibのライブラリを利用するのが今のところ最も簡単なDMPの使い方だと思います。 基本的にArd