スリランカのコロンボにある大統領公邸の敷地内に集まった、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の辞任を求めるデモ隊(2022年7月9日撮影)。(c)AFP 【7月11日 AFP】スリランカ最大都市コロンボ(Colombo)で、大統領公邸を占拠したデモ隊が、残されていた現金を見つけ、警察に届け出ていたことが分かった。現金は11日、裁判所に引き渡された。 デモ隊が見つけたのは1785万スリランカ・ルピー(約670万円)で、新札だった。 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領(73)は3月31日に私邸が襲撃されたため、築約200年の公邸に移っていた。 政府筋がAFPに話したところによると、ラジャパクサ大統領は海軍の手引きで裏口から逃げ、船で北東部へ避難した。11日朝の時点では、正確な居場所は分かっていない。 首相府によると、大統領はラニル・ウィクラマシンハ(Ranil Wic