ファストフードチェーン大手の「ケンタッキーフライドチキン」は、原材料価格の高騰などを受けて、今月8日から、店頭で販売する商品のおよそ9割を値上げすることを決めました。 今月8日から値上げされるのは、全国の店舗の店頭や宅配サービスで販売されている商品です。 このうち、税込みの店頭価格では、 ▽主力のオリジナルチキンが260円から290円に、 ▽カーネルクリスピーが240円から270円に、 引き上げられるということで、いずれも去年7月に続く値上げとなります。 会社によりますと、引き上げ率は税込みで、 ▽店頭での販売が1%から19%程度、 ▽宅配での販売が5%から24%程度だということです。 チェーンの運営会社「日本ケンタッキー・フライド・チキン」は、値上げの理由として、小麦粉や食用油などの原材料価格や物流費、それにエネルギーコストが上昇していることを挙げています。