スマートドライビング事業部 システム開発部 AI基盤グループ の廣安です。ドライブレコーダー上で動作する交通事故削減支援システム『DRIVE CHART』のAI推論処理を行うEdge AIライブラリの開発やAIテスト環境の改善等を担当しています。この記事ではサーバサイドのCPU上でAI推論処理を高速に動作させるための方法と、運用中サービスに実際に適用して処理時間を1/3にまで改善できたという話をします。 DRIVE CHARTにおけるAIアルゴリズム改善とその課題DRIVE CHARTは前回のブログで紹介したEdge AIライブラリが処理した内カメラ/外カメラの解析データ、映像記録、GPS/加速度といったセンサーデータをサーバ上で処理し、危険運転検知や運転行動のレポート作成を行っています。このレポート作成アルゴリズムの開発にあたっては、プロダクション環境とは別にAIテスト環境と呼ばれる収集
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