2013-04-04 畳と茣蓙(ござ) 歴史 生活 (うちの家の和室「畳」) 誰も知っている「畳」。 では、なぜ畳は「たたみ」という(読む)のでしょうか?平安時代以前から「た たんで」という言い方はあったようです。 ただ当時は、板の間生活が一般的でしたから、今のように板の上に敷き詰め固定 したものではなく、普段日中はたたんでしまっておいて、夜寝る時や来客などの 時だけ板の間にで敷くもの。 (フリー画像より「茣蓙」) つまり、今でいう「茣蓙(ござ)」を「たたみ」だと思っていた?と考えられま す。「たたんで」が、やがて「畳んで」。つまり「たたみ(畳)」という言葉、 ひとつの「モノ」に変遷していったのではないかと? 和室、「畳が敷き詰められている部屋」を「お座敷」といいます。これも「茣蓙」 からだという考え方があるようです。 茣蓙が敷いてある状態、つまり「茣蓙敷」、ここから「お座敷」へと変化・・