米連邦捜査局(FBI)が民主党の大統領候補クリントン氏の私用メール問題で捜査を再開したことに関し、クリントン氏は10月31日、「事件性はない」と潔白を主張した。 クリントン氏は同日、遊説先のオハイオ州で演説し、「投票日が迫る中、一体なぜFBIが何の証拠もなしに選挙戦に割って入ることを決めたのか、多くの人が疑問を持っている」と批判した。 FBIの対応をめぐっては、クリントン氏支持の元司法副長官らが29日にワシントン・ポストに寄稿し、選挙に影響を与えないという捜査機関の伝統から逸脱し、「我々の民主主義を傷つけるものだ」とFBIのコミー長官を名指しして批判。民主党からも政治介入だと反発が相次いでいる。 一方、ホワイトハウスのアーネ…