『ビジュアル英文解釈』の使い方を細かく説明しています。やや長くなっているので、難しいことは抜きにして、どう使えばいいかだけ知りたい人は『ビジュアル英文解釈』の使い方 (簡易版)をご覧ください。 『ビジュアル英文解釈』とは 『ビジュアル英文解釈』は1987年(Part2は翌88年)に駿台文庫から出版された参考書で、著者はしばしば「受験英語の神様」と称される、元駿台予備校講師の伊藤和夫氏です。すでに英語のわかっている教師の立場ではなく、できない・わからない生徒の目線を重視しています。そのため、実際に英語を理解するまでのプロセスを示し、そのプロセスに沿った訓練を積ませるというスタンスをとっています。また、日本語を介さず、英語のままで読むという「直読直解」の理想に、少しでも近づくための具体的な方法も示されています。 構成としては、読解に必要な文法事項によって61章(Part1で36章、Part2で