【ニューヨーク=宮本岳則】少女への性的虐待疑惑で起訴された米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との関係を巡り、米名門大学の一つ、マサチューセッツ工科大学(MIT)が揺れている。傘下の研究所で所長を務める伊藤穣一氏がエプスタイン氏から資金援助を受けていたことが発覚し、一部の研究者による抗議の辞任に発展した。伊藤氏はすでに謝罪したが、混乱は収まっていない。エプスタイン氏は7月、2002~05年に未成年
《東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=が両親から虐待を受けて死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判の第3回公判で、被告人質問が5日午後、東京地裁(守下実裁判長)で始まった》 《夫の雄大(ゆうだい)被告(34)=同罪などで起訴=からの「報復が怖かった」と初公判の罪状認否で述べた優里被告。児童相談所の訪問も拒否し、密室と化した自宅アパートで、結愛ちゃんが死亡するまでに何があったのか。5歳の女の子が衰弱死するまでの経緯を優里被告がどう語るのか、注目が集まる》 《午後1時半、裁判長が法廷の再開を告げる》 裁判長「証言台の前に出て、いすをひいて座ってください。最初に言った通り、黙秘をすることもできますが、あなたのお話がとても大事なので、自分の気持ちを正直に話してもらいたいと思います」 《優里被告に対して、弁護人の質問が
スティーブ・ジョブズは自分の子供たちにiPadを使わせていなかった――彼はその影響力をもって世界中に自社のテクノロジーを広める一方で、プライベートでは極端なほどテクノロジーを避ける生活をしていた。デジタルデバイスの危険性を知っていたから。彼だけでなく、IT業界の大物の多くが似たようなルールを守っている。まるで自分の商売道具でハイにならぬよう立ち回る薬物売人みたいではないか……。 そんなツッコミで幕を開ける本書は、フェイスブックやツイッター、インスタグラム、ソーシャルゲームといったデジタルテクノロジーが持つ薬物のような依存性をわかりやすく噛み砕いて分析した一冊である。ネット依存を題材とした本は他にもあるが、本書が類書とちょっと違うのは、こうした依存症ビジネスを否定・糾弾するのではなく、人間心理への深い理解を促すことに重心が置かれている点だ。著者はニューヨーク大学の行動経済学や意思決定の心理学
「森友事件は終わっていない」「国会で虚偽答弁を繰り返し、公文書を改ざんさせた佐川宣寿元国税庁長官は罪に問われるべきだ」…こう思う人は少なくないでしょう。けれど、それを1億8000万円もの私財を投じて世の中に広く訴えるというのは、誰もができることではありません。 それをするという人物が現れました。“青汁王子”の異名で広く知られる三崎優太さん(30)です。 ”青汁王子”こと三崎優太さん(30)判決後に東京地裁前でマスコミの質問に答える(筆者撮影)“青汁王子”栄光と転落の日々 三崎さんは18歳で北海道から上京して起業。青汁などの健康食品のインターネット通販の会社を立ち上げて、年商百数十億円もの企業に成長させました。その派手な生活ぶりがネット上やマスコミで取り上げられ、彼は“青汁王子”の呼び名で知られるようになります。20代にして人生の絶頂期を迎えたようなものです。 人生の絶頂から奈落の底へ(本人
by rawpixel.com オンライン小売市場で急速な成長を遂げているAmazonは、ユーザーの欲する豊富な商品を揃えていることに加え、配送網を整備して商品を迅速に配送することで顧客の支持を集めています。その一方で、Amazonから商品の配送を請け負っている下請けドライバーたちの過酷な労働実態が糾弾されることもありますが、Amazonは下請けドライバーが起こした事故の責任を回避していると非営利のニュースメディア・ProPublicaが報じています。 How Amazon Hooked America on Fast Delivery While Avoiding Responsibility for Crashes https://features.propublica.org/amazon-delivery-crashes/how-amazon-hooked-america-on-f
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