年末なので、2020年を振り返りたいと思います。 「ロクでもない年だったな」と思う人もいる反面、小さなお子さんは、いつも家にお父さんとお母さんがいて、たくさんおしゃべりして、あそべて、「とっても楽しい1年だった」という感想を言ったりするのだそうです。一方、ステイホームになろうが、飲食店自粛令が出ようが、普段から自宅で一人過ごすことが日常だった人には、「なにひとつ変わらない年だった」と思うかもしれません。 とはいえ、経済的な打撃は深刻で、それが顕在化するのはむしろこれからと言えるでしょう。 不思議なのは、株式市場だけがあがり続けているという背景です。株があがっても、景気がよくなったとか、生活が豊かになったと実感できる人は少ないでしょう。 それぞれの立ち位置によって、2020年という年の印象が違うのは実は当たり前なのですが、人間は、時代・国籍問わず「皆と一緒なら安心」と思ってしまう生き物なので