最終更新日: 2010-01-10 WEB+DB PRESS Vol. 55 に向けて書いた記事の元の原稿です。 ソフトウェア開発における危険信号「バッドシグナル」についての本連載、最終回の今回はコーディングをバッドなものにする要因について検討してみたいと思います。 三度の飯よりコーディングが好き!という人でも、気乗りのしないコーディングというものもあると思います。コードを書くという作業自体はそれほど変わらないはずなのに、何が原因で退屈だったり苦痛だったりするバッドな作業になってしまうのでしょうか。 何をバッドと感じるかは個人差があると思いますが、ここでは私がバッドと感じる要因を見ていきたいと思います。プロジェクトがそもそも好きじゃない、メンテナと仲が悪いといった人間的な要因は今回は除外しました。 待ち時間長過ぎ 待ち時間の長いコーディングはいやなものです。たとえばビルドに何十分もかかるよ