■(悩みのるつぼ) 相談者 70代女性です。夫と40代の息子と3人家族です。息子は大学在学中からひきこもりとなり、ずっと無職です。私たちは共働きでしたので、少しは蓄え、年金があり、月々少しですが、彼に…
「朝日新聞」を批判する言説は、今やひとつのマーケットを確立したと言っていいほど巷に溢れている。なぜ「朝日」に象徴される「日本のリベラリズム=戦後民主主義」はこれほど激しく嫌われるのか。話題の新刊『朝日ぎらい』でその背景を分析した、作家の橘玲氏が語った。 「朝日」を見たら読まずに「嫌い」 『朝日ぎらい』発売後の反響を見ていると、世の中にはあらゆる物事を「党派」に分けて判断したがる人がいかに多いか、よくわかります。 本書に関するネットのレビューには、「朝日新聞出版が発行しているんだから、朝日を擁護する内容に違いない」と決めつけて、「こんな本は絶対に読まないし、買わない」と書き込む人や、「自民党のことを『保守』と解釈している時点で、この本は終わっている」といった意見がありました。 本の冒頭で断っているように、これは朝日新聞を擁護するものでも、批判するものでもありませんし、目次の最初には「安倍政権
高速道で通るたびに見つめてしまう標識がある。「若宮宮若」。右から読んでも、若宮宮若。言葉遊びのような不思議な表記だが、若宮なんだか、宮若なんだか、何だか紛らわしい。どうしてこうなったのか。 福岡市内から都市高速に乗り、九州道で北九州方面へ30分ほど車を走らせると標識は見えてくる。インターチェンジ(IC)を知らせてくれていることはわかるが、何度みても違和感はある。 近くの直方パーキングエリアで休んでいた佐賀県鳥栖市の成冨牧男さん(67)に標識について尋ねると、「ああ、あれ、わかりにくいですよね」。続けて、「『何だろう?』ってびっくりな感じです。あえて面白おかしい表記にしてるんですかね」と笑った。 NEXCO西日本に疑問をぶつけてみた。同社の広報担当によると、事の発端は10年前にさかのぼる。 2006年2月、福岡県の旧宮田町と旧若宮町が合併して宮若市が誕生した。標識の表示はそれまで「若宮宮田」
「それ、奴隷だよ」 北関東の定時制高校のベテラン教員の言葉を、3年の女子生徒(18)はすぐにはのみ込めなかった。 生徒は2013年から、自動車部品の加工工場に住み込みで働いていた。14年、定時制に入学し、通学しながら週5日、計30時間の勤務。給与明細はもらっておらず、手取りは月2万円弱。そこから定期代を払い、食事は1日1食、袋麺を食べていた。社長にあてがわれた家は外から施錠できず、水はさび臭くて飲めなかった。 「時給も知らない」という生徒の話を聞き、教員は15年春、校内で支援会議を開いた。「早く今のところを出て、新しいバイトと家を見つける」と方針を決めて提案した。 「授業に必要」と言って生徒が出してもらった給与明細で、時給は分かった。最低賃金は上回り、勤務日数も合っていたが、詳細がわからない生活費など約4万円が引かれていた。学費も「会社から納める」として1万円引かれていたが、ときどき滞納さ
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