横浜中華街で撮影された写真としては最古のものと分かった写真。ガス灯がなく1874年以前に撮影されたとみられる=山本博士さん提供 横浜市の山本博士さん(50)が昨年入手した横浜中華街の古写真が明治時代初期に撮影されたものだと判明した。1880(明治13)年ごろに同じ場所を撮影した写真が最も古いと考えられていたものの、これをさかのぼり74年以前に撮影されたとみられる。鑑定した専門家は、当時横浜に住んでいたオーストリア人写真家、ライムント・フォン・シュティルフリート(1839~1911年)が撮った可能性が高いとみている。 山本さんは市内で洋菓子店を経営する傍ら、1859年の横浜開港後の歴史に関心を持ち、当時の古写真や絵はがきを十数年前から収集してきた。コレクションは約700点に上る。 外国人居留地165番地を撮影 今回の古写真は当時の前橋町通り(現中華街大通り)と本村通り(現開港道)に分岐する角
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