かんしゃくを起こす、ウロウロ歩き回る、暴力をふるう、といった子どもの困った行動は、親にとって大きな悩みのひとつでしょう。 shizuさんは、ABA(応用行動分析)の考え方を利用することで適切に対応できる場合が増えるといいます。 shizuさんの著書『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』の監修者でもある小児科医の平岩幹男さんの実践的なアドバイスも参考になるはずです。 イラスト/得能史子 子どもの「困った行動」には理由がある まず、子どもがなぜ問題行動を起こすのか考えてみましょう。 その目的は、大きく分けて、(1)要求(○○が欲しい)、(2)拒否・逃避(○○をやりたくない、○○から逃げたい)、(3)親や周囲の人から注目されたい、(4)感覚刺激が欲しい、の4つが考えられます。 (1)や(2)の場合、子どもの望みどおりに欲しいものを与えたり、やりたくないことから解放したりすれば、ひとまず問題行
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