古事記にはたくさんの神が登場しますが、その一番はじめに現れる神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。 天照大神(あまてらすおおみかみ)が最高神だと思っている人も多いかもしれませんが、天照大神が現れるのは、ずっと先のことです。 実は、この天之御中主神こそが、日本神話の最高神なのです。 まず「天之御中主神」という名前に注目してください。「天」とは宇宙のことで、「主」とは、とどまって動かない者、つかさどる者のことです。ですから、この神様は、「宇宙の中央にいて支配する神」ということになります。 では、天之御中主神が現れる場面は、古事記にどのように書かれているのでしょう? 太古の昔は、天地(あめつち)の区別もなく、全てのものは形をもちませんでした。しかし、あるとき天と地が別れ、天の高天原(たかまがはら)にはじめて現れたのが天之御中主神でした。 天地開闢(てんちかいびゃく)、宇宙の始まりです
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