国土交通省は、さる2月12日に第7回「高速ツアーバス等の過労運転防止のための検討会」を開催し、高速ツアーバスと高速道路の路線バスを一本化(※1)する新制度の基準について話し合いました。 その結果、高速道路を走行するバス運転者の一人あたりの運転の上限を昼間は500キロ、夜間400キロとすることが決まりました。 ■高速路線乗合バスもワンマンの上限400キロに 昨年4月に発生した関越自動車道のツアーバス居眠り事故を受けて、夜間運行について、すでに高速ツアーバスは昨年7月より(貸切バスも12月1日から)1人で運転できる距離の上限を原則400キロとして適用されています。 高速路線バスにもこうした基準が適用され、今年8月からすべての高速夜間バスが対象となります(「運行前に休息期間が11時間以上とれている」などの条件を満たすバス会社においては500キロ ※2)。 【新基準】 ・夜間運行(乗車または降車が