【ソウル共同】韓国の元朝鮮女子勤労挺身隊員らの支援団体は25日、声明を発表し、韓国中部の大田地裁が差し押さえを認めた三菱重工業の資産は、請求した商標権2件と特許権6件の全てだと明らかにした。原告側は、これら資産は原告4人分の損害賠償金と遅延損害金の計約8億ウォン(約7700万円)に相当する価値があるとみている。声明は「三菱重工業が誠意ある態度を示さなければ、換金(資産売却)手続きを切れ目なく進めていく」と警告した。 差し押さえにより三菱重工は商標権などの権利移転や譲渡といった処分ができなくなる。