●飢餓人口 この地球上で、食糧が足りず飢餓状態にある人口は、 8億5千万人です。 現在の世界人口は65億人(2006年2月25日時点: アメリカ合衆国統計局)ですから、実に、 7.6人に一人が餓えているのです。 日本では実感しにくいこの現状ですが、例えば 小学校の一クラス20人に置き換えれば、 20人のうち2~3人は飢え死にしそうな状態と言うわけです。 爆発的な人口増加によって、人口は 50年前の25億人から、 現在は65億人まで増加しました。 1年に6千万人が死亡し、 1億4千万人が産まれています。 そして国連の予測によれば、2050年には 91億人に増加する(中位予測)と予測されています。 水や土地などの地球の資源には限りがあるため、 人口の増加予測が低くなるのか高くなるのかはさまざまな意見があります。 また、社会が発展するにつれ、人口増加率は 下がる傾向もあります。 けれども、現在の