君が家にやってきてから、早くも5ヶ月が過ぎた。 お兄ちゃんが家にやってきてくれたときには、1年と少しの間にまた家族が増えるだなんて思ってもいなかったし、そして1年経ってもなおコロナ禍が収束していないとも思ってもなかった。 更にロシアはウクライナに侵攻し今日も沢山の命が奪われ、国内でも元総理が街頭演説中に撃たれて命を落とし、電力不足も物価高騰も先が見えない状況が続いている。 君の産まれた2022年は良いことよりも悪いことのほうが目立つ一年になりそうだ。 果たしてこんな時代に我が家に迎えてしまって良かったのだろうか?と反出生主義という言葉も脳裏をよぎる。 君は我が家にとって二人目の子供だ。 お兄ちゃんが家にやってくるまで「子供が家にいる」ということについて漠然としたイメージしかなかった。でも君が母さんのお腹に宿る前には違っていた。 子供と一緒に過ごすことは苦労するものも失うものも多い。自由に行