ApolloはAIRに 去る6月11日、ついにAdobe LabsにてApolloのBeta 1 リリースが公開されました。同時に正式名称が「Adobe Integrated Runtime(AIR)」に決まり、これまで親しんだコードネームApolloに取って代わりました。これに伴い、本連載タイトルも「Adobe AIRで作るデスクトップアプリケーション」に衣替えです。今回はベータ版で新しくなった点と変更に伴う注意点について解説します。 ベータ版の新機能 まずは、Beta 1 リリースで機能アップされた点を見てみましょう。 ・データベース機能の追加 SQLiteが組み込まれたことでローカルにデータベースを持てるようになりました。例えば、アドレス帳のようなアプリケーションを作成する場合のデータ保存や、オンラインデータの一時キャッシュなど様々な用途に利用できます。 ・PDFのサポート PD