2005年度最大のヒットゲームとなったニンテンドーDS用ソフト『おいでよ どうぶつの森』。発売後からずっと売れ続けている秘密を探るインタビュー第2弾を、引き続きお楽しみください。 ――私もニンテンドウ64版とニンテンドーゲームキューブ版で長く遊んできたのですが、『おいでよ どうぶつの森』を遊んでみて、携帯型ゲーム機との相性の良さに驚きました。シリーズ最新作をニンテンドーDSで出すことになった経緯や、DSならではの苦労などがありましたら教えてください。 江口さん:DSで出したきっかけは簡単なことなんですよ。DSには無線通信の機能が付いていて、すぐに一緒に遊べると。『どうぶつの森』シリーズは今までも人と人とがコミュニケーションするための“ツール”のようなソフトだったので、「その機能を使わないわけにはいかない!」って思いました。DSというハードがこういう機能を持っていますよと教えてもらった途端に