以前XP祭りでLTしたものの10分版。 「せっかく作った物が喜んでもらえない」 「仕様だ、バグだ、の不毛な争い」 「振り回されて疲弊するエンジニア」 など、受託開発でうまくいかない局面は多くあるが、ある一つのことを意識的に行うようにしたら、自分たちの受託開発が180°変わった、という話。
以前XP祭りでLTしたものの10分版。 「せっかく作った物が喜んでもらえない」 「仕様だ、バグだ、の不毛な争い」 「振り回されて疲弊するエンジニア」 など、受託開発でうまくいかない局面は多くあるが、ある一つのことを意識的に行うようにしたら、自分たちの受託開発が180°変わった、という話。
最重要 実行に重きを置く やらないで後悔するよりも、やって反省する。 反省は成長を産み生産的だが、後悔は精神の無駄な消費。 時間は有限で貴重な資源だが、たぶん今の段階では行動する前に得るものや結果を予測するのは難しい。 正しい反省の方法とは何か、考え続けること。 「正しく反省するために、何を記録しておくべきか」実行前に明らかにしておくこと。 反省の結果は組織的な何かに落としこむ。組織構造、戦略、静的解析、自動テスト、教育など。意識しないでも巨人の肩に乗れる状況を作ることが、組織の成長につながる。 Done is Better Than Perfect ただし、思考停止の言い訳にしないこと。詰めの甘さを擁護する言葉ではない。詰めの甘さは立場や考え方が違うひと3人くらいに意見を求めればだいたい炙り出せる。 長期的視野を持ちつつ、それに引っ張られない。進展を作ること、現状を少しずつ変えることを意
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。インフラストラクチャー部は、クックパッドで扱っている全サービスのサーバを設計・構築し、運用しているチームです。2015年3月現在、6人のメンバーで運用をしています。 さて、この運用というのは外から見ていると保守的な仕事に思えるかもしれませんが、その実、とてもクリエイティブな仕事です。クックパッドのサービスは一日平均で10回以上デプロイされており、アクセスも日々増え続け、状況は刻一刻と変化しています。今日動いているサーバ構成が、一年後に通用するとは限らないわけです。そんな変化に追従するためには、サーバを常に改善していかなければなりませんし、チームにも柔軟な発想が求められます。 「さあブレストしよう」→アイデア出ない問題 さあ業務を改善しよう、と意気込んでブレインストーミングを開いても、なかなか十分なアイデアが出きらないのはよくある話です
多くのプロジェクトは、計画段階ですでに失敗している:情報マネージャとSEのための「今週の1冊」(38) 確実に目標を達成するためには、“PDCA”の“P”で考えるべきことがたくさんある。検討すべき項目を一つ一つ丁寧に扱い、もっと慎重にプランニングを進めるべきだ。 数年前、ある自治体のプールで、幼い少女が浄化設備の吸水口に吸い込まれて亡くなる事故があった。マスコミは「現場の危機管理に問題があった」と報じたが、それは間違っている。「問題は、『事故が起きたときの危機管理』ではなく、『ずっと前から吸水口の金網がはずれていた』という日ごろの管理にあったのだ。日本人は“危機管理が苦手”なのではなく、“管理自体が苦手”なのであって、危機的状況になるとそれが『バレる』だけなのである」――このように言われると、国や企業、さらにはプロジェクトチームまで、あらゆる組織のマネジメント、全てに当てはまるような気がし
納期が、予算が、バグフィックスが、性能、デザイン、インタフェース、使い勝手、保守が、可用性が、移行にマイグレーション、稼働率が、糞だ。そもそも要求を満たしとらんまともに動かない糞システムが、なぜ莫大な銭金かけてできあがってしまうのは、なぜか? アナリスト、コンサル、PM、SE、プログラマ、テスタ、ヘルプデスク、メンテ、ユーザー、そして経営者と、それぞれの立場から言いたいことは山ほどある。それぞれの立場から「これぞ真の原因!」と叫びたいのも分かる。経営者を除き、全てのキャリアをやってきたから。だから、自信をもって断言する。糞システムができあがる、最も根っこの原因はこれだ。 一つ前の仕事をしている それぞれの立場で「やるべきこと」は分かっている。だからこそ、そのインプットが体を成していないことが明白なのだ。仕方がないので、自分で「インプット」相当を作るハメになる。 例えばプログラマ、プログラミ
対象OS:Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 GUIが主流のこの時代でも、CUIの「コマンドプロンプト」が活躍する場面は多い。例えば、システム管理などでは各種の設定ファイルの内容をチェックしたり、簡単な編集作業を行ったりする必要がある。その際、いちいちエクスプローラーやメモ帳などを使って編集するよりは、コマンドプロンプト上で操作した方が手っ取り早い。 またネットワーク関連のトラブルシューティングでは、コマンドプロンプト上でネットワークツールを使う場面が多いので、コマンドプロンプトを避けて通るわけにはいかない。 そこで本TIPSでは、コマンドプロンプトに慣れていないユーザー
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? エンジニア組織を強くするための本を出版しました Qiitaでエンジニアリングをめぐる様々なコミュニケーションの問題とその解決策や考え方を書いてきた。それらの背後にあるエッセンスをこの度書籍として出版するに至りました。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング この書籍は、エンジニアリングを「不確実性を削減する」という第一原理で捉え直し、様々なエンジニアリングとその間のコミュニケーションをめぐる現象を説明していくものです。 はじめに 今年、書いた幾つかの記事のタネ本であったり、新卒教育の際に参考書籍
ダンジョンに潜る・・・チッ、ドラゴンだ。 こいつのファイアーブレス(火焔の息吹)が邪魔で先に進めない。 魔法を使うしかないようだ。 ハッカーだけに許された魔法を・・・ ソースコードを開き、該当する部分を書き換える。 さあて、ドラゴンのブレスはどうやってとめるのかな・・・ ここか・・・・ まったく、凄いゲームが現れた。 hackforplayがそれだ。 どういういきさつで産まれたかはわからないが、enchant.jsを使っていることは確かだ。 このゲームでは、最初から意図的にバグやソースコード上の罠が仕込まれている。 ゲームを進めるためには、バグを少しずつ修正しながら前に進むしかない。 このバグが、またうまくできていて、丁寧にバグをとっていく過程でプログラミングの基礎的なことが自然に学べるようになっているのだ。 この教材を作ったのはDaiki Teramotoさん。 たぶん面識はないが、こん
2. 初心者向けWebinarのご紹介 • AWSについてこれから学ぶ方向けのWebinarです。 • 過去のWebinar資料 – AWSクラウドサービス活用資料集ページにて公開 http://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/ • イベントの告知 – 国内のイベント・セミナースケジュールページにて告知 http://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/ (オンラインセミナー枠) 2 3. • AWSクラウドのサービスは、ご利用いただいた時間や量により費用が変動する従量課金です。その ため、事前に料金確定見積を作成することはできない旨はご了承ください。 • 特に断りがない場合、本資料では2015年4月1日現在の東京リージョンの価格で説明しています。最 新の価格は、オフィシャルサイト(http://aws.amaz
こんにちは!おおはしりきたけです。さて、日本時間の6月3日にWWDCが開催されましたね。昨日の話題はすっかりSwiftで持ちきりでしたね。WWDCで発表されたiOS 8 が秋にリリースされる予定ですが、SwiftよりもiOSアプリ開発会社として私としては、iOS 8新機能の方が気になっています。既にAppleのサイトにはiOS 8のPreviewが公開されています。リリース後どのような影響があるのかを独断と偏見で予想してみます。 iOS 8について 今回、WWDCでは以下の発表がありました。 Photos. Messages. Details make the experience. Our smartest keyboard ever. Family Sharing. iCloud Drive. Health. iPhone, iPad, and Mac. Connected like
7. 通常のWebサーバとの通信 <html> <body> <form action=“register” method=“POST”> 氏名:vultest<BR> メールアドレス:vultest@example.jp<BR> 性別:男<BR> (以下略) </html> POST /confirm.php HTTP/1.1 Host: example.jp (以下略) Cookie: PHPSESSID=xxxxxxxxxx name=vultest&mail=vultest%40example.jp&gender=1 HTTP Response HTTP Request 8. 色々いじってみてどういう応答があるか確認 POST /confirm.php HTTP/1.1 Host: example.jp (以下略) Cookie: PHPSESSID=xxxxxxxxxx name
HTML5でゲームの仕組みを解説しているサイトです。 Game Mechanic Explorer http://gamemechanicexplorer.com/ 例えばこの弾を発射する処理の解説の章では最初は「1つだけ発射」、次に「複数発射」、次に「向きを考慮して複数発射」と徐々に機能を増やしていく作りで、とても理解し易いです。また、 HTML5 だというのを活かして同じ画面に実行画面とソースコードの両方が有るのも良いですね。 読み進め方 左側に有るメニューのドロップダウンから章(チャプター)を選択します。 次にその下のリストを順番に選択して節(セクション)を切り替えて読み進めて行きます。
ども森谷です。 各種折衝にスケジュール管理、タスク管理にクオリティ管理などなど...。ぶっちゃけディレクターのやることって多いですよね。 が、そんな「分かりやすい明確なミッション」の影で忘れがちな、でも最も重要なミッションが「モチベーション管理」だったりします。 今回は、そんな日陰にあるけど重要な部分にフォーカスを当ててて解説してみますね。 メンバーのモチベーションがプロジェクトの成功を左右する 実際に現場に入ったことの無い方からしてみれば迷信みたいな感じですが、現実です。 が、クライアントや上司からすると軽視されがち。 なので、これまでディレクターのミッションとしてあんまり重要視されてなかったんです。 最近は「マネジメント」とか「7つの習慣」なんかのブームからなのか、よーーーやディレクターのミッションとしてこのへんが注目されてきてたりします。 「いまさらかよ!」て人も、「そんなん言われて
はじめに 先日のDevLOVE関西でもちょこっと絡ませてもらった@jyukutyoさんのブログがなかなか面白いと感じました。 「現場を変える・会社を変わる・SIから抜ける」何を選ぶのか - Fight the Future 書いてあることはほぼ同意です。 それに補足する形で僕の経験や考えをいくつか紹介してみます。 「信念がコンフリクトしている人」を変えるのはムリ まず、僕の経験上、一人の人間が現場を変えることは非常に難しいです。 一番困難、というか絶対ムリだと思ったのは「信念がコンフリクトしている人」を変えることです。 特にそれが上司だったり、部長クラスの人だと、転職する方が有力な選択肢になると思います。 例えば、アジャイルな開発スタイルを現場に導入したいと思っていても、「アジャイル開発なんて理想論だ。そんなお遊びで仕事が回るのは景気のいい会社だけだ。普通の会社は事前に仕様書を書いて開発を
昔々、あるところにジェイソンという、大変真面目な開発者がおりました。 彼がとある会社の情報システム部にやってきたとき、彼は社内システムのクオリティのひどさに衝撃を受けました。 情報システム部といっても、その会社では外注はせず、社内の開発メンバーがシステムを作っていました。 ジェイソンがそこで最初に担当したシステムは、見事なまでのスパゲッティコードでバグだらけ、データ設計も素人レベルでパフォーマンスも最悪、エラー処理もずさん、おまけにまともなドキュメントもなく、ちょっとした障害を調査したり、小さな改造を実施したりするのにも、大変な苦痛を伴うという、それはそれは大変なシロモノでした。 このシステムは元々エセーグルという、ちょっと変わった名前の開発者によって作られていました。 しかし彼はすでに別の開発チームに異動していて、こちらの質問には答えてくれますが、もはや本人が直接手を動かすことはありませ
どういうこと?心血を注いだプロジェクトが中断されたときは、「プロジェクトの死」を悼んで、「通夜」を開催します。どうして?仕方のない外的要因のせいであっても、チームにとって、心血を注いできたプロジェクトのキャンセルは、特に士気を下げる原因となります。キャンセルの裏にある事情を、チームが理解しているかどうかは、さほど問題ではありません。とにかく、悲しい気持ちになるのです。無力に感じたり、無気力に陥ったり、時には裏切られたように感じます。チームには、即座に始めなければならない次のプロジェクトがあったとしても、なんらかの休憩は必要です。です。最悪、チームメンバーは辞めてしまうかもしれません。プロジェクトがキャンセルされたのは、自分たちのせいではないにも関わらず、成功したプロジェクトにしか、報酬は与えられません。これは、きわめて強い不公平感を生む可能性があります。どうすれば?失敗したプロジェクトのた
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