男性職員は自宅謹慎中で、市は処分を検討している。市は再発防止のため、全職員に運転免許証のコピーを提出させた。 市によると、男性職員は今月11日午後、私用で乗用車を運転中、那須塩原市内で信号無視したとして、道路交通法違反の疑いで那須塩原署に摘発された。その後、運転免許証を取得したことがないことがわかった。 男性職員は採用27年目の副主幹。昨年4月、防犯防災や交通安全などを担当する安全安心課に配属された。 入庁数年後から、職場の業務に応じて公用車を運転していたとみられるが、27年間事故や違反はなかったという。市は運転履歴などを調べている。男性職員は市の調査に対し「自動車教習所に通ったことはある」と話しているという。