番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課 著 押井守 角川春樹事務所 1575円 応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ 著 杉作J太郎 扶桑社 1575円 ダイナミックフィギュア 上・下 著 三島浩司 早川書房 各1890円 『機動戦士ガンダム』を代表に、アニメをはじめゲームやマンガでも日々、新作が出撃する巨大ロボットもの。ところが、小説では鬼門と言われている。笹本祐一『ARIEL』や賀東招二『フルメタル・パニック!』など少数の例外はあれ、やっぱりロボットというのはビジュアルあっての存在だからだろう。しかし、そんな巨大ロボット小説に、独自のアプローチで果敢に挑む文芸作品があった。しかも三冊。 一冊目はアニメ監督・押井守の『番狂わせ 警視庁警備部特殊車両二課』。あの『機動警察パトレイバー』の続編だ。サッカーチームへのテロに、新生レイバー隊が立ち向かう……はずが、えんえんサッカー戦術のウンチクが繰り広げ
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