佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-(1) 』(ビッグガンガンコミックス)P149 というわけで表紙にぐっときたら読むべし。 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫) 一応いまなら試し読みも可能。 物語を小気味良く加速させる小ネタ 俺ガイルの特筆すべき点は小ネタの挟み方だろう。 俺ガイルは時にフリと思わせないフリからボケとツッコミが切り込んでくる。 そのシャープな笑いは物語の進行を妨げるどころか、加速させているようにすら思わせる 「君の目はあれだな、腐った魚の目のようだな」 「そんなにDHA豊富そうに見えますか。賢そうっすね」 ひくっと平塚先生の口角が吊り上がった。 渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 』(ガガガ文庫)P13 一応、聞いておくか……。 「お前さ、友達いんの?」 俺がそう言うと、雪ノ下はふいっと視線を逸らした。 「……そうね