２０１５年上半期ラノベ周辺まとめ６ 全体総括 - 小説☆ワンダーランドライトノベルという概念自体が変わろうとしています。 なろう小説の隆盛・ほぼすべての大手出版社が参戦したキャラノベの戦国時代により、ライトノベルの輪郭を正確にとらえることは困難になりました。 「周辺」とそうでない部分が入り混じり、もはや「最近のラノベ」のようなステレオタイプすら通用しなくなってくるのではないでしょうか。 そんな中、このラノベ周辺の今後の目になりそうな点は以下のとおりです。 ・カルトラノベという概念 主に純粋なラノベレーベルから登場するマニアックな作品に注目が集まっています。非メディアミックス・一般文芸/ジャンル小説との高い親和性・圧倒的な支持層の偏りが特徴。 主要なものでは、『後宮楽園球場』『この恋と、その未来。』『絶深海のソラリス』『幻想再帰のアリュージョニスト』『我もまたアルカディアにあり』『ウィッチハント・カーテンコール』『アルティーナ』『アルデラミン』などが挙げられま
