今日もネットの海のどこかでは「ライトノベル」の定義についての議論?が行われているようです。それは別に構わない。最後の一人が勝ち残るまで、大いに戦って戦って戦ってもらいたいぐらいです。 ただ、ひとつ気になるのは、最近このような発言をしばしば見かけることです。 https://togetter.com/li/1102752#c3662679 その上昔のレーベルもライトノベルレーベル認定してるから、娯楽小説全般がライトノベル認定されるに至ってしまった。 「ライトノベル」の概念が拡散し過ぎてもはや用語として意味をなさないまでになっている――こういう批判とも嘆きともつかない言葉がそこかしこで見られるようになりました。これは、果たして正しい認識なのでしょうか。 たしかに、(わたしがラノベ定義論関係の話題に口を挟む時にたいていネタ元にしている)新城カズマ『ライトノベル「超」入門』にも、このような記述があ