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2017年6月26日のブックマーク (2件)

  • 小さな悪を滅すること/『ゴブリンスレイヤー』から読み取る時代の空気感 - そのイヤホンを外させたい

    彼は「ゴブリン退治は人気がない」と、言葉少なに教えてくれた。 農村の依頼だから報酬が安く、新人向けだから熟練者は選ばない。 (p77より引用) 蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー』を読んだ。 ゴブリンスレイヤー (GA文庫) 作者: 蝸牛くも,神奈月昇出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2016/02/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 最近はずっと古典作品ばかり読んでいたので久しぶりのラノベは大変読みやすく、読者を飽きさせない趣向に富んでいるなぁと感じた。おもろい。 宝島社が年に1回刊行している『このライトノベルがすごい!』の2017年度版において、作は文庫部門5位にランクインしている。 作者へのインタビューも一緒に掲載されていたので目を通したのだけど、特徴的なのは、作者自身が過去にインスパイアされた作品はアメコミやTRPGで占められており、小説やその作者

    小さな悪を滅すること/『ゴブリンスレイヤー』から読み取る時代の空気感 - そのイヤホンを外させたい
    mizunotori
    mizunotori 2017/06/26
    読み取っちゃったか。
  • 『エロマンガ先生』の限界と『ダビデ像』 - 本しゃぶり

    これから「性器」の話をしよう。 芸術と表現について考えるために。 とはいえ中学生でも読める内容なので安心して欲しい。 中学生はそういう話が大好きだからな。 『エロマンガ先生』第2話より 『エロマンガ先生』最終話 『エロマンガ先生』の最終話を見た。 誰かが「これは『俺妹』の大型アップデートパッチだ」と言っていたが、最後まで見た上で同意する。特に「妹のかわいさ」に関しては、刀を鍛え研ぐように完成度を高めてきている。人気が出るべくして出たと言えるだろう。 『エロマンガ先生』EDより だが、最終話で一つだけ残念な点があったので、それについて書く。 最終話でエロマンガ先生こと紗霧は、自身の作品の「薄い」を書く。それについて読んだ感想を求められた兄の正宗は、重大な欠点をどう指摘するか苦悩する。それは「男性器の形状と位置が間違っている」ということであった。 『エロマンガ先生』第12話より 残念ながらア

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