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2019年11月19日のブックマーク (3件)

  • 相沢沙呼さんが電撃に打たれたライトノベル『ブギーポップは笑わない』 僕の青春を救ってくれた|好書好日

    ブギーポップの話をしよう。 僕が『ブギーポップは笑わない』と出会ったのは、十代の半ば頃のことだ。 今でこそ小説家という仕事をしているけれど、僕自身、幼かった頃はそれほど読書家だったというわけではない。両親はほとんど小説というものとは無縁で、姉が読んでいるといえば漫画くらいなものだった。僕は家の棚に小説なんて一冊も刺さっていないような家庭で育ったのだ。小学校の図書室なども利用した記憶はほとんどなく、それだけに、僕の読書の導入は小学校高学年くらいからアニメに影響されて手に取り始めたライトノベルだった。 当時のライトノベルはファンタジー作品が主流だったように思う。僕らの住んでいる世界とはまったく違う異世界を舞台にした冒険譚に心躍らされ、魅力的でユニークなキャラクター達の活劇に夢中となってページを捲っていたように思う。その頃の、幼かった僕が読書に抱いていた印象は、そういったものだった。つまり、

    相沢沙呼さんが電撃に打たれたライトノベル『ブギーポップは笑わない』 僕の青春を救ってくれた|好書好日
  • オーフェンとブギーポップ、どうして差がついたのか慢心環境の違い1

    今年と来年の冬アニメ。共に前世紀スタートの長期シリーズであるライトノベル二作が再アニメ化される。 「魔術士オーフェン(はぐれ旅)」と「ブギーポップ」だ。 原作開始と初アニメ化にそれぞれ数年の開きがあるし、ジャンルは異世界ファンタジーと現代SF風味異能、オーフェンが出版社(レーベル)を富士見ファンタジア(KADOKAWA)からTOブックスに移籍した一方、ブギーポップは一貫して電撃(KADOKAWA)から刊行し続けている…… といった細々した違いは存在するものの、テン年代および令和の視点から言えば、大雑把に「かつてアニメ化された昔の人気ラノベ」と括ってしまってもいいだろう。ブギーポップの新作アニメは今年の1月から3月まで1クール18話が放送され、ちょうど一年をおいて来年の1月にオーフェンが放送開始予定となっている。 さて、上に掲げたタイトルについて。ここでの「差」というのは作品自体の評価ではな

    オーフェンとブギーポップ、どうして差がついたのか慢心環境の違い1
    mizunotori
    mizunotori 2019/11/19
    書き手がわかる記事。
  • 北のノベルゼロが死んだ - ショーワン+

    blog.livedoor.jp ノベルゼロが死んだ。 まだ公式HPは現存しているし、休刊という声明は出ていないが2019年4月を最後に半年以上新刊が出ていないから、つまりはそういうことなのだろう。 近年のラノベレーベルにおいて、ノベルゼロほどネタにされたレーベルはなかったと思う。 「大人の男のための熱い物語」を壮大にぶち上げたのは良いものの、全く上手く行かず萌えとなろう系に路線変更し、それでも上手く行かなくて終わってしまった。 ノベルゼロの敗因は、「男性向けライト文芸」というノイジーマイノリティを気で相手にしてしまったことだと考えている。 少女小説やBLと合流してライト文芸が女性向けに傾きつつあるなかで、「硬派な/なろう系じゃない/古き良き」男性向けライト文芸を作ってほしいという声こそあれど、実際は誰も買わないのだから。 今も生き残っているレーベルでこれに近いと思われるのがハヤカワJA

    北のノベルゼロが死んだ - ショーワン+