『犯人は僕だけが知っている』発売記念!松村涼哉インタビュー 少年犯罪の被害者遺族となった孤独な少年の闘いを描いた衝撃ミステリー『15歳のテロリスト』が、発売から2年たち15万部突破。以降、『僕が僕をやめる日』『監獄に生きる君たちへ』など次々と重版出来の話題作を世に送り出している作家の松村涼哉さんに熱い注目が集まるなか、このたび待望の最新作『犯人は僕だけが知っている』が発売となりました。デビューから6年目となる28歳の若き人気作家、松村涼哉さんのこれまでの軌跡と新作の見どころをインタビューでお届けします。 ――『15歳のテロリスト』の15万部突破と「第16回うさぎや大賞」大賞受賞、そして『僕が僕をやめる日』も同賞3位の同時受賞という快挙、おめでとうございます。 松村:ありがとうございます。両作品とも多く重版をしていただいていて、たくさんの人に読んでいただいている実感はあったのですが、賞をいた