───まず、劇場版の脚本を書き終えた瞬間のお気持ちはいかがでしたか? 丸戸史明(以下、丸戸):次の仕事やらなきゃなーって(笑)。脚本はただの前工程ですので、終わったという感じはなかったです。ちゃんと公開された時に、ホッと一息つくつもりでいますので。 ───劇場版のシナリオ執筆は、TVシリーズとは異なりましたか? 丸戸:それが今回は、TVシリーズと同じような作り方をしています。劇場版は約120分の上映時間なので、一回の本読み(脚本会議)につき20分ずつ足していったんです。要するにTVアニメを1話ずつ足して、6話分を作っている感じですね。だから6話分の第3期みたいな感覚です。 スタッフも同じメンバーなので、「劇場版なんだからさー」「ちょっと違うんだよなぁ」みたいに現場をかき回す人もいなくて(笑)、順調に進みました。 ───それでは劇場版における各キャラクターについて、丸戸先生から見どころをお願
アニメ コンテンツ エキスポ 2012のイベントステージで、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の第2期アニメの製作がサプライズとして発表された『俺の妹』。最新情報と言えばアキバBlogということで、伏見つかさ先生、三木一馬副編集長と、アニプレックスの柏田真一郎プロデューサー、宣伝担当の高橋ゆま氏に、第2期についてアレコレを訊いてみた。 ■『俺の妹』アニメ第2期が決定! ―――興奮冷めやらぬ昨日の『俺の妹』第2期TVアニメ化決定の発表でしたが、イベント会場はいかがでしたか? 三木一馬(アスキー・メディアワークス 電撃文庫副編集長。以下、三木):大成功でしたね! 高橋ゆま(アニプレックス「俺の妹」宣伝担当、以下高橋):ありがとうございます! ACE2012で「『俺の妹』のイベント」って言っちゃうと「第2期かな」とわかってしまうので、一昨年の『俺妹フェス』でやった「ゆーいちのまんま」というトー
好きな石丸電気はゲームワン!GA文庫のサトです。今回はちょっとコラムっぽく、出版社の売れ行きの見方とか、ネット上で目にする売れ行きに関する見方の一部なんかを書いてみたいと思います。あくまで一編集者の個人的な見解で、業界の一般例でも、当社の見解を代表してる訳でもありません(よし、エクスキューズは入れたから好きに書こう)。 売れ行きというのは普通、出版社側の営業から編集に、編集から作家さんにお知らせする情報というイメージでした(中には作家さんにはお知らせしないスタンスの方もいらっしゃいますが)。ですが、最近は作家さん自ら、売れ行きを知ることも多いみたいです。 「それどこ情報? どこ情報よー?」と聞いてみると、 「○mazonのランキングが〜」 「○阪屋のランキングが〜」 「○リコンのランキングが〜」 「同期の作家さんが〜」 「なんでいつも徳島店は除かれるんですか、徳島disってんの!?」 等々
講談社から9月14日発売の『僕とツンデレとハイデガー』。表紙を描かれている小路あゆむ先生のイラストが文中にも多数掲載されている、ライトノベル風の哲学書になっている。そこで今回は、過去に『萌え萌えジャパン』で「オタク三原則」を提唱した事もある著者の堀田純司先生にインタビューを敢行!電子書籍版も同時リリースされたという話題作に迫る! ■「哲学と、女の子とイチャイチャする話を同時に書きたかった」 ―――本を書かれたきっかけは何でしょうか? 堀田純司先生(以下、堀田):小説家の桜坂洋さんが出してきた「僕とツンデレとハイデガー」というタイトル言葉がハマったという冗談みたいなスタートなんです。ですが語呂の良さだけではなく、「現代に必要なのはハイデガーだ」という気持ちは常々感じていました。ハイデガーとツンデレというギャップのあるものを組み合わせる事で、新しいものが生まれるんじゃないだろうかという試みがき
GA文庫のサトです。ちょうど本日あたりから「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる3」をはじめとしたGA文庫の新刊が発売されます。そこで今回は「俺修羅」の著者の裕時悠示先生にご登場いただき、色々、裏話を聞いてみたいと思います。ドラマCDの収録のことや、三誌で展開の発表のあったコミカライズ展開のこともお聞きします! サト:裕時先生は「這いよれ! ニャル子さん」の逢空万太先生らを輩出したGA文庫大賞で《優秀賞》を受賞し、2010年4月にデビューしました。 裕時悠示先生(以下、敬称略):はい、「踊る星降るレネシクル」という作品ですね。略称は「るるル」なんですが、微妙に言いにくいんですよね。「るるりゅ」とか「るゅるる」みたいになっちゃって。「すいません、次のるry……えっと、レネシクルの締め切りなんですが」とか、実はあまり使ってないという。 サト:この略称つけたの、裕時先生じゃないですか……。 裕時:当
裕時悠示×るろおが贈る、両手に花?のらぶらぶコメディ!「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(以下、俺修羅)」。2月に発売されると同時にアキバBlogさんをはじめ、各所で話題の本作の舞台裏を編集担当の視点からご紹介していきます。 ■2010年夏 春にGA文庫大賞≪優秀賞≫受賞作「踊る星降るレネシクル」でデビューした裕時悠示先生から新作のアイデアを頂く。『かわいく&カッコつけたけど失敗』という、"あるあるネタ"をもとに日常ものっぽい作品を作ろうコンセプト。 創作の元は『修羅場』ではなく、作中で登場するモテモテを目指す部活『自らを演出する乙女の会(略して、自演乙)』な状況でした。 ■2010年秋 『踊る星降るレネシクル』の3巻の原稿を待っている中、『俺修羅』の初稿が先に届く(”るるル3”は!?)。読んでみるとテンポ良く非常に読みやすく、コミカルなノリとユニークなキャラクターで、面白い。 裕時先生に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く