ライトノベルについて振り返ると、熱い思いがこみ上げてくる。なぜ自分は青春時代のすべてをライトノベルにそそいでいたのだろうか、と。 暇さえあればラノベを読み、お金さえあればラノベを買っていた。ライトノベルにはまることがなければ今頃、諭吉様が一体何枚手元に残っていたのだろうか。考えたくない。 ラノベに出会えていなかったら、青春時代はラノベ主人公のようにモテモテの生活を送れていたに違いない。そう思うがしかしながらライトノベルというのは私の青春を彩る大事なパーツだったわけであり、これがなかった青春はつまらないものになっていただろうし、今の自分はいなかったにちがいない。 何に熱中するかというのは人それぞれであり、自分の場合はそれがラノベだったわけで。たまたま青春時代の自分がはまっていたのは、そして今もそこからは若干というか50%は抜けてしまってそれがまた別の方向に漬かりかけているのはともかく、まだラ