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ブックマーク / kimyo.blog50.fc2.com (2)

  • ループものライトノベル4題

    「時間SF」は、個人的に大好きなジャンルで、この手の作品は極力読むようにしています。なかでも、時間の繰り返しを描く「ループ」ものには、特に目がありません。最近のライトノベルで、この「ループ」ものが多いということを耳にはさんだので、いくつか評判のよいものを読んでみました。 結果としては、なかなかの収穫だったと言えるかと思います。それでは以下、いくつか紹介していきましょう。 桜坂洋『ALL YOU NEED IS KILL』(集英社スーパーダッシュ文庫) 地球人は、意思の疎通すら困難な異星人「ギタイ」との戦争を続けていました。初年兵キリヤ・ケイジは、初の戦闘で死亡していまいますが、気が付くとなぜか意識を取り戻していました。しかも、何とそこは出撃前の朝。出撃して死亡するたびに、同じ朝に戻ってしまうのです。過去へのループにとらわれたと気づいた彼は、ループを利用して戦闘技術を磨いていきます…。 同じ

    ループものライトノベル4題
  • ループものライトノベル 続編

    ご無沙汰しております。仕事の方が忙しく、なかなか更新の暇がありませんでした。 以前「ループものライトノベル4題」と題した記事で、ループもののライトノベルを4作品ほど紹介しました。実はそのうち、3作品までも続編が出ています。今回はそれらの続編をご紹介していきたいと思います。 御影瑛路『空ろの箱と零のマリア』(電撃文庫) この作品の特色は「箱」と呼ばれる超能力の存在。正体不明の超越者によって、能力を与えられた人間が毎回事件を引き起こし、主人公たちがそれに巻き込まれるという、超能力バトルものの変種といっていい作品です。 1巻のストーリーは、同じ時間を繰り返すタイムループに巻き込まれた主人公が、ループを引き起こしている能力者を探し、ループから脱出する、というもの。ドンデン返しが繰り返される展開に加え、恋愛小説的な側面もあり、なかなかの秀作でした。 ループはあくまで特定の超能力者によって引き起こされ

    ループものライトノベル 続編
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