これは『小説家になろう』の全数調査を行い、各種傾向を掴むための分析レポートである。 基本的には作者様に向けたものであるが、読者の方及び『小説家になろう』に興味はあるけど似たようなものばっかりじゃないの? といった疑問をお抱えの方にも是非目を通していただきたい。 全体として文体は堅いものになるが、グラフ等を多用し技術的なことを最小限にすることで見やすさにも配慮した。軽い気持ちで読んでいただければ幸いである。 【目次】 ・はじめに ・目的 ・分析方法 ・先行研究について ◀今回はココまで ・ジャンルの割合比較 ・あらすじ文字数・頻出単語比較 ・『恋愛』ジャンル分析 ・『ファンタジー』・『文芸』・『SF』ジャンル分析 ・『総合』分析・『あらすじ』文字数分析 ・小説内会話率・1話あたり字数の比較 ・投稿年度から見るトレンド比較 ・結論【はじめに】小説家になろうは数多くのオリジナル小説が無料で投稿・
平素より「セルバンテス」をご利用いただき、ありがとうございます。 突然のお知らせではございますが、「セルバンテス」は2020年5月末をもってサービスを終了することとなりました。 これまでのご愛用、まことにありがとうございました。 「セルバンテス」で執筆された作品につきましては、「作品を編集」画面の最下部より本文データをダウンロードすることができます。 ※2020年6月以降は「セルバンテス」にアクセスすることができなくなります。データのダウンロードは、必ず2020年5月31日までに行ってください。 講談社の運営するもうひとつの小説投稿サイト「NOVEL DAYS」でも、「セルバンテス」と同等のサービスを提供しております。 「セルバンテス」からダウンロードした本文データを使って「NOVELDAYS」に簡単に投稿が可能ですので、ぜひ「NOVEL DAYS」で引き続き作品をご投稿ください。 なお、
自称アニメ・ラノベ評論家。オレオだ。この挨拶にもそろそろ慣れてきた気がする。今日は、まだ異世界系ラノベを読んだことがない人に向けて、暗黙の了解になりつつある異世界によくでてくる用語を私の考察とともに解説していこうと思う。もう読んだことがあったり、作者の方にも楽しめる内容にしたつもりだ。ただ、調子に乗って書きすぎたため、いつもより内容が長めになってしまった。 1.トラック転生 まず、主人公が異世界に行く方法として、「地球にいた格好のまま魔法などの不思議な力により召喚される」場合と、「何かしらの原因により死んでしまい、記憶を保ったまま別の世界に転生する」場合がある。そのうち後者の場合によく死因として用いられるのが「(たいていの場合人や動物をかばって)トラックにひかれる」というものだ。最近書かれたものにはあまりないかもしれないが、これを理由に転生する作品が多いので、「トラック転生」と呼ばれるよう
書籍化も支援!プロ作家、アマチュアが垣根なく参加できる一般文芸向け投稿サイト「ステキブンゲイ」がオープン。2020年3月30日(月)より公開スタート [ステキコンテンツ合同会社] 『BanG Dream! (バンドリ!)』、『100回泣くこと』等の著者【中村 航】発プロジェクト 『BanG Dream!(バンドリ!)』、『100回泣くこと』等の作品を世に生み出した小説家・中村航(なかむらこう)率いるステキコンテンツ合同会社(住所:東京都港区)は、3月30日(月)より、一般文芸向けの小説投稿プラットフォーム「ステキブンゲイ」(https://sutekibungei.com/)をオープンします。 昨今、多くの小説投稿サイトが存在していますが、一般文芸に光を当てたサイトは少ないのが現状です。「ステキブンゲイ」では、ライトノベルは扱わず、いわゆる一般文芸の投稿作品を募り、プロやアマチュアなどに関
ある日、DMにこのような質問が来ました。 一昔前の転生モノのテンプレのチート→学園入学→使い魔召喚→魔武器召喚みたいな流れの作品ってありますか? 率直に申し上げます。申し訳ないですが、そのテンプレに相当する作品に思い当たりが全くありません。 ですが、そういうテンプレの作品はありそうだと一瞬感じたので、思考の整理を兼ねて各要素ごとにどういう作品がエポックメイキングだったのか、そしてどんな作品が面白かったのかを考えてみたいと思います。 チート転生 チート転生というのは本当に多種多様で、人間じゃない種族に転生する作品から学園に入学する作品まで、ほんとうに沢山の種類があります。 転移モノまで入れると、古くはゼロの使い魔から始まる流れになると思います。 ゼロの使い魔 (MF文庫J) 作者:ヤマグチ ノボル発売日: 2004/06/22メディア: 文庫 その流れを決定づけた作品としては、やっぱり転スラ
これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。 第1回目の記事はこちら。 第4回目以降は2015年には書いていなかった、2016年以降のお話です。2010年代後半は、Web小説のコミカライズが爆発的に増えました。2016年と2019年を比べると約6倍強です。 スマホが生活と密接に関わるようになり、人々のコンテンツ消費のスタイルも変わってきました。そんな中でWeb発のコンテンツはどのように受容されていったのか、見ていきます。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか⑤ ■コミカライズのヒットと激増 これは感覚的な話になってしまうのだが、文庫判ライトノベルがブームになっていた頃は、「ライトノベルは
これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。 第1回目の記事はこちら。 第4回目以降は2015年には書いていなかった、2016年以降のお話です。Web発小説のアニメ化からの大ヒットが続き、そこから大量の読者がWeb小説に流入し、さらにはコミカライズが激増していく流れを見ていきます。書籍化のバブルが続いた2010年代からどのように変化したのでしょう。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか④ ■アニメ化から一気に認知度が上昇 Web小説の書籍化が一気に増え始めた2010年代中頃、同時にアニメ化の企画も増えていった。Web発小説の先駆的な作品である『ソードアート・オンライン』や『ログ・ホライズ
これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。 第1回目の記事はこちら。 第3回目では2010年代に入り、出版社が急速にWeb小説に目を向け始め、書籍化が相次ぐ時代に入っていきます。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか③ ■Webからやってきた小説の大ヒット ゼロ年代頃まで、作家としてデビューするには新人賞に応募して賞を取ることが基本だった。 Web小説を投稿し、それを書籍化してデビューという流れはアルファポリスという先駆者がいたが、ライトノベルとは異なる市場へ向けられており、ライトノベル側から見れば、あまり注目はしていなかった。 ライトノベルにおいて2006~2007年は、GA文庫、H
これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。 第1回目の記事はこちら。 第2回目では2000年代以降の、ブロードバンド時代の話なっていきます。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか② ■Web小説、人気作品の胎動 2000年代初頭 2000年代初頭で人気を博していたのは、吉野匠が個人サイト「小説を書こう!」に連載を始めた『雨の日に生まれたレイン』(後の『レイン』)や、2002年から九里史生(川原礫)が個人サイト「Word Gear」で始めた『ソードアート・オンライン』があった。 『ソードアート・オンライン』は現在では全世界で2200万部を売り上げる超人気作となった。近未来のフルダイブVR
これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。現在は爛熟期にあると思われるWeb小説を、パソコン通信時代の黎明期に遡って見ていきます。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか■パソコン通信の時代 1980年代 Web小説――あるいはネット小説、オンライン小説、オンラインノベルなどと呼ばれる――は、いまでは誰もが気軽にインターネット上に公開できるようになった。 パソコンから投稿するのはもちろん、スマートフォンのみで小説を書き、投稿している作者も珍しくない。 2020年現在、それらのWeb小説の書籍化(そしてコミカライズ)が爆発的に増加しているが、そもそもWeb小説とはどういうものなのか。その歴
お洒落な世界観の、わくわくしてきゅんとする少女漫画のような小説が読みたい。 そのために、noteで公開されている少女漫画みたいな〖きゅん〗とする小説だけを集めたキュレーションサイトを、石川葉さんと始めます! きっかけなど先日、ライト文芸におけるラブコメというジャンルについて書きました。 某web文学賞の募集要項を例に、「ラブコメ」ジャンルは主に男性向けで、女性向けの「恋愛」ジャンル(異世界、転生、溺愛など)と分離している、ということを書いたのですが、残念ながら私が読みたいものも、書きたいものもここには含まれていません。 ないなら自分で作ってしまえ。 そこでweb小説における新しいジャンルを提唱することを思いついたのですが、この企画に至るまでのお話を順にしていきたいと思います。 「少女漫画みたいな小説」というニーズの捉え方少女漫画、と一口に言っても内容は幅広く、それこそラブコメだけでなく上記
1 博士学位論文 中国のネット小説の物語論的構造及び それを生み出したネットコミュニティのあり方 ――穿越小説を例に 北海道大学国際広報メディア・観光学院 国際広報メディア専攻 邱 慧鳴 2 目次 序章 ..................................................................... 5 1.研究背景 ............................................................... 5 2.研究目的 ............................................................... 6 3.先行研究と第 1 章 ....................................................... 6 4.研究方法と第
黒の連勤術士⚙️黒井ギア @BlackGear365 昼間の仕事は結構空き時間出来るから配信観てたり、なろう見てるんだけど、今のなろうの流行りは、「きつく当たってくる幼馴染と縁を切ったらなんか人生上手くいくようになる」らしい たけのこ💤オフトン教徒 @takenokokun0521 今なろうで流行ってる「パワハラ幼馴染」を上位作品含めていくつか読んだんだけど、普通の「追放系」や「ざまぁ系」と違って敵が主人公に明確な敵意じゃなくて〝好意〟を抱いてるから、それを否定する事も復讐内容に追加されるという、私の作風とはまた違った闇深案件だった……みんな性癖濃ゆいねぇ。 アメヤ @STRdagger @takenokokun0521 調べてみました。パワハラヒロイン… パワハラ上司やブラック企業から逃げ出したら転職先で大成功、元の会社は有能な自分が抜けたから倒産して…系の話ですね。 嘘松とかスカッと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く