『誤解を恐れずに言うなら』ってよく言うでしょ。 でもこの枕言葉って、実はものすごく誤解を恐れている時にしか使わない言葉だと思うんだ。 本当は誤解される事を何よりも恐れていて。だけどその恐怖に臆しながらも発言する自分の勇気を評価して欲しい。でもどうか炎上などしませんようにお願いします。 そんな根底の意図がありありと見え過ぎちゃって、もはや根底じゃなく古今亭になっちゃってるんだよ。 いきなり古今亭が出てきた意味? そんなのないよ。そりゃそうだよ何言ってんの。万物に必ず何かの意味があるとは限らないでしょう? もう15年も前になるけどね。今にも死にそうなカオをした知人に「オレが生きている意味って何なんすかね?」って真剣に相談されたことがあるんだけど。 わたし「知らねえ」って答えたよ。真剣に。だって知んないもんそんなの。 何でもかんでもすぐに意味とかを見出そうとし過ぎなんだよ。意味なんてそもそも初め
腕時計にはあまり興味がない。 本当は腕時計はしたくない。その方が身軽だから。 でも時間を確認するにはスマホより腕時計の方が都合がいい。だからまぁいちおう腕時計は着けている。 でも腕時計をするからには気に入った物を身に着けたい。 でも興味がないので名の通ったメーカーの品である必要は全くない。 時刻が分かってデザインが気に入れば、100円の腕時計でも全然構わない。 でも気に入ったからと腕時計に万単位のお金を掛けるほどの価値観は見出だせないでいる。 そんなわたしが今年の初めに雑貨屋さんで買ってもらった腕時計がこれ。 かわいいナリしてるだろ。ウソみたいだろ。 1,000円なんだぜ。これで。 見やすいし安いし何よりかわいい。わたしが一目惚れをしたのは奥さん以外ではお前が初めてだよ。マジ卍。 この時計をしている時、中学生の甥っ子に「その時計いくら?」と聞かれた。 「1,000円だよ」と答えたらクスッと
二度は言わない。 『バターナッツ』には気を付けた方がいい。 この警告を発することによって、わたしの身にどんな危険が及ぶとも知れない。 だがこれだけはどうしても皆さんにお伝えしておきたかった。 二度とわたしのような悲劇に見舞われる人が出てこないためにも、わたしはこの身を賭して警告する。 もしわたしが不幸にも何者かに後頭部をバールのようなもので殴られ、生死の境を彷徨っていたとしても、わたしは自らの血で必ずダイイングメッセージを書き残すだろう。『バターナッツ』と。 でもわたしが不幸にも何者かに後頭部をパールのようなもので殴られたとしたら「うーんこれは美しい!」と感嘆するに留まり、到底ダイイングメッセージを書き残せるほどの出血量には至らない。残念だ。 でもパールのようなものでもフルスイングで鼻にぶち当たれば微量な出血が見込めるかもしれないから、わたしはそのわずかな血を使ってでもダイイングメッセージ
例年通り、夏休みの数日間は奥さんの実家にお世話になっていた。義妹家族も一緒で、義父母合わせて総勢11人の期間限定大家族。 慣例的に滞在中の食材買い出しは奥さんとわたしが担当になっている。 11人分の食材の調達はなかなかにしんどいが、わたしはこの仕事が嫌いではない。なぜならその時間は実家から離れられるからだ。 義父母とは仲違いをしているわけではないし、実家にいる時は良くしてもらっている。その点において不満はないが、所詮わたしは外様だ。奥さんの実家が心の底から落ち着く空間だと言ったら、それはウソになる。 加えて11人もひとつ屋根の下で暮らしていると、数日でも正直息が詰まる。だから奥さんと二人きりになれる食材調達の時間は、わたしにとってはデートのように貴重な時間なのだ。 その日も、いつものように晩ごはんの食材をどこで調達しようかとなった時に、数年前に一度行ったきりだった戸越銀座にでも行ってみよう
先日、知人(男性)から聞いた話。 知人の子ども(7歳 男)の誕生日。 お祝いに、ちょっといいとこでご飯を食べようと言う話になったらしい。 でもちょっとしたモメ事が発生。 その食事処に行く前に立ち寄った場所で、子どもがお腹を空かせてしまって。 屋台の焼きそばを指差して「あれ食べたい」と言い出した。 知人は食べさせなかった。 だってこの後、ちょっといいとこでご飯を食べるつもりだったから。 いま屋台の焼きそばで腹一杯になられちゃたまらんと。 だから知人は子どもに言った。 もうちょっと我慢しよう。このあと美味しいもの食べに行くからと。そう宥めた。 でも子どもは言うことを聞かなかった。 やだ。絶対に焼きそば食べたいとゴネだした。 だから知人は叱った。少しきつめに。 子どもは泣いた。 その後、ちょっといいとこに食事に行った。 そしてちょっといいご飯を食べた。 子どもは焼きそばが食べられなかったのでご機
ババアって。 いやまぁ、穏やかなタイトルではないよね。 そりゃそうなんだ。だって俺いま穏やかじゃねーもん。 一人称もわたしじゃなくて俺だし。 普段は『琵琶湖の水面の生まれ変わり』とまで言われるほどに穏やかな心を持つ俺だよ? 琵琶湖の水面がどれだけ穏やかなのかは知んないけどさ。 そんな俺ですら今は日本海の荒波の如し激情に駆られているってことよ。 そうでもなかったら、今日びこの炎上社会でタイトルにババアなんて書くかい。 あと琵琶湖の生まれ変わりっていっても、別に琵琶湖まだ死んでねえし。 死んでねえし、前世が湖の水面ならば、俺の来世は一体ナニよ。 花の大東京のコンクリートジャンゴーに敷設されるアスファルトかい? うーん楽しみ。来世に期待!! クソが。何も楽しくねえ。 踏切のババアを助けたよ。 違うな。『踏切のババア』だと、踏切を根城に一大勢力を築いている豪族みてえな感じになっちゃうから、正しくは
タイトルの通り。スライムのチョコレートを作った。 作ったって言っても、市販のチョコにチョコっと小細工をしただけなんだけれども。 でもけっこう上手にできたものだから。 わたしなど自己顕示欲のカタマリというか自己顕示欲そのものみたいなものだから。 こうして皆さんにもお見せしたくなった。 スライムチョコは、長女(13)と次女(9)からもらったバレンタインチョコのお返し。 わたしとしては、1,000円ずつ渡すから好きな物を買いなさいでいいじゃんねと思って提案したら、ダメだと娘二人から拒否されてしまった。 いやわたしとて。もらったチョコのお返しに現金を渡すなど、味気ないことは分かっているのよ。 でも、だからといって適当なチョコを選んで買って来たところで、家にはお菓子などたくさんあるわけだから。 ホワイトデーだからって今さらお菓子が1つや2つ増えても、さして嬉しいわけでもあるまいよ。 だからこその提案
ポテチを食べるたびに、指に付く油が忌々しくて仕方がなかった。 油でベタベタになってゆくゲームのコントローラーやスマホを見て、己が無力さに枕を濡らした夜も一度や二度ではない。つーかゴメンただの一度もない。 こんな思いをするくらいならば、いっその事ポテチを食べるのをやめようとまで考えた。 でも出来なかった。なぜならわたしはポテチが大好きだったから。 これは仕方のない事なんだ。自分の手を汚さずして何かを得るなど考えが甘い。労働の対価として賃金を手にするように、油にまみれてこそのポテチの美味。 それが当たり前。わたしは自分にそう言い聞かせ、無理矢理に納得したふりをして生きてきた。 あの日、あの青年に出会うまでは。 数年前。 電車の中で、男子高校生が割り箸を使ってポテチを食べている姿を目の当たりにして、わたしはまるで稲妻に打たれたかのような衝撃を受けた。 そうだ。箸だ。箸があったではないか。なぜ今ま
わたしが今よりもう少しだけ純粋な心を持っていた頃。即ちそれは20代後半くらいまでのことだけど、わたしはディズニーランドが大好きでした。心が疲弊してどうにもならなくなってしまった時、いつもわたしを癒やしてくれたのがディズニーランドだったのです。 ディズニーランドのアトラクションやイベント、パレードにはあまり興味がありません。スプラッシュマウンテンもビッグサンダーマウンテンも、その他のどんなアトラクションも乗れなくて結構。ただディズニーランドに行ってベンチに座っているだけで、煩わしい現実を忘れられる。そんな夢と魔法の国にいられるだけで満足だったのです。 ただ、今は無き『ミッキーマウス・レビュー』だけは欠かさず観ていました。劇中のミニーがバイオリンで弾く、わずか数十秒の『星に願いを』が、たまらなく好きだった。わたしはこの曲が大好きなのです。 『星に願いを』をピアノで弾くことが出来たらどんなにいい
今日はクリスマスですね。 昨日のイブにはきっと多くの家庭でクリスマスパーティーが開かれ楽しい夜を過ごしたことと思われますが、その傍らで山下達郎さんにおかれましては相も変わらず現れもしない恋人を待ちながら地縛霊のように一人きりのクリスマスイブを過ごしたことでしょう。善き哉善き哉。これぞ日本のクリスマスイブ。 そして今日の朝は、届いたプレゼントを目にして狂喜乱舞した直後に朝飯を食わされ、届いたプレゼントを開けることも遊ぶことも叶わず幼稚園や学校に送り出されるという苦行を強いられたサンタ信者の子どもたちが各地で量産されていることでしょう。善き哉善き哉。これも日本のクリスマス。 ちなみに我が家のクリスマスパーティーはひと足早く23日に開催し、サンタからのプレゼントは祝日だった24日の朝に到着済みです。来年なら25日が水曜日なので、プレゼントは日曜日である22日の朝に届くでしょう。待ちに待ったプレゼ
今年もまた年賀状の季節がやってきました。いや「来てしまった」といった方が適切でしょうね。だってわたしは一切望んじゃいないのに、向こうが毎年勝手にやって来るんだから。全くもって迷惑千万な話です。 お前は安いドラマに出てくる義母か? 「近くに来たからちょっと寄ってくわ」とか電話をしてきて望まれない突然の訪問という名のリーサルウェポンを繰り出す迷惑千万な義母かよ。サンタさんにお願いして市中引き回しのうえ磔獄門の刑に処すぞ。 あ、一応お断りしておくとウチの義母はそんなことしませんけどね。ウチの近くに来ることがあったらいつでも立ち寄ってくださって構わないのですからねぇ義母ォ。 年賀状はまだ書いていません。手も付けちゃいないですよあんなめんどっこいもの。といっても毎年わたしは何もしないのですけどね。奥さんが全部やってくれるので。わたしサイドの知り合いの分の添え書までやってくれるのですから、奥さんはどれ
やったよ。ブログのタイトルに『○選』とか付けてやったぜ。 わたしとていつまでもブログ初心者ではないからね。いろいろなブログを見ているうちに、この『○選』という書き方は、アクセスアップのためのテクの一つであるとの結論に至った次第だよ。 きっと今回のわたしの記事は反響が凄まじいことになるぞ。アフィリエイトとかいうのやってみようかな。笑いが止まらねぇ。皮算用も止まらねぇ。 歌うことは大好きだからカラオケには行きたい。でも人前で歌うのはハズィーから行けない。じゃぁこんなわたしは一体どうすればいいのか。『ヒトカラ』に行くことだね。それしかない。 「どうしても苦手な人がいるんです」って相談したら「まずその人を許すことから始めてみましょう」みたいなことを言う人がいるでしょ。いやそれが出来ないから相談してんだけど。何なの? わたしは禅問答をしにきたわけじゃないんだよ。 同じ。それと同じ。人前で歌うのがハズ
バスを降りると、いつも後ろからわたしを追い越していく同じ会社の若い青年がいる。わたしは追い越されざま、彼に「おはようございまーす」と挨拶する。それが毎朝の日課。 今日の朝も同じように、わたしを追い越そうとする青年に「おはようございまーす」と挨拶したら、ぜんぜん知んないおっさんだった。テメェなに勝手に俺のこと追い越してんだよジジィお前のせいで耳真っ赤になっちゃっただろって思ったけど、これは完全にわたしが悪いねゴメンねおっさん。そして最近気がついたんだけど、わたしが『おっさん』と呼ぶ他人の多くが、わたしと同年代かそれより年下っぽいってこと。相も変わらず移ろってんなぁ、時は。 そして閑話休題本題に戻りますと言ってもまだ戻るべき本題には一度も触れていないこの体たらくよ。 該当する企業に実施が義務付けられている『ストレスチェック制度』っていうのがあって。ストレスレベルを判定するための調査票に回答して
さくらももこさんが亡くなった。53歳。乳がんだったそうだ。乳がんとか子宮がんとかフザけんなと思う。納得がいかない。乳房も子宮も、生命を生み育てるために女性にあるものじゃないかよ。何でその部分にがんなんか出来なきゃならないんだ。おかしい。人より多くの大切な荷物を持ってくれている人なのに、どうしてその荷物が爆発するかもしれない危険なものなんだよ。人より大変なんだからそこは優遇しろよ。「重くて大変ですけど、この荷物は100%安全ですので」って万全の保証をすべきだろうが。だから神も仏も信じられねぇんだよバカじゃねえのか? 衝動的だし正しいかどうかも知らないけどただそう思うんだよ。いつもいつもどうすりゃいいんだよこのやるせない気持ちはよ。
『世界の果てまでイッテQ!』という番組が大好きです。 日曜日の20:00という、サザエさん症候群を盛大に患った後で最高潮に強まったわたしの憂鬱感が、この番組を観て笑っている内に幾分か軽くなるのです。 わたしの場合、日曜の夕方から夜にかけては『笑点→ちびまる子ちゃん→サザエさん→鉄腕ダッシュ→世界の果てまでイッテQ!』この流れが鉄板です。 そしてここからちょっと大切な事を書くので、一字一句漏らさずよく読んで欲しいんですけど。 わたしが若かりし頃に習っていた武道の道場に『鉄板先生』って人がいました。別に鉄板焼きが好きとかギャグの鉄板ネタを持っているとかじゃないです。 『三節棍(さんせつこん)』ってのがありまして。50センチくらいの棒が鎖で3本繋がった武器なんですけど。 中国武術 木製 白蝋杆 三節棍 少林寺 カンフー 格闘技 中国拳法 出版社/メーカー: オリエンタルドラゴン メディア: その
長女は小学生の時、学校で自分を出すことが一切できませんでした。家ではうるさいくらいに饒舌だし、変な歌やお芝居をして家族を楽しませるムードメーカー的な存在で、誕生日や何かの記念日があると、自ら様々なイベントを企画し、100均で買った『私は司会者』のタスキをかけてMCをこなすようなめちゃくちゃ明るい子なんです。 でも学校では、友達と話すことができないし、運動会では走るのも踊るのも全然体が動かせないし、いわゆる授業参観でわたし達が学校に行けば、能面のような顔で固まってしまう。そんな子でした。 一度、授業を見に行った時、班の中でジャンケンをして何かを決めるという場面があったのですが、長女は恥ずかしさからか、そのジャンケンすらすることが出来ずに固まっていました。それを見たとき、正直言ってかなりショックでした。 長女のそんな姿を見るたび、わたしは長女の努力が足りないんだと思い込んでいました。なぜなら家
以前に桃太郎と浦島太郎について書いたことがある。会社の後輩が、桃太郎の旗指物に書かれた『日本一』は桃太郎のことではなくおばあさんが作ったきびだんごの事だとか、浦島太郎はジジィになったあとツルになって飛んで行くんだとか、そんなワケの分からぬ事をホザいたものだから、それについて書いた次第。 しかし何か大切なことを忘れているのではあるまいか。桃太郎、浦島太郎と来たら、そう、金太郎だ。 これはしたり。日本の三大太郎の一角を担う金太郎先輩のことを失念するとは我らしからぬ失態。たのきんトリオでいえばトシちゃん、マッチと来てヨッちゃんを忘れるようなものぞ。アレ? じゃぁ別にいいんじゃないの? 良くない。良くはない。例えが悪かった。いや例えも悪くない。とにかく義男をナメるな。義男をナメるやつはわたしがケチョンケチョンにやっつけちゃうんだからっ!! ちなみにわたしは義男のことは何も知らない。何もだ。 と言う
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