今、旧統一教会問題を取り上げる界隈で話題になっているのが、旧統一教会元幹部の阿部正寿氏の発言です。 昨年12月28日にTBS報道1930で放送された番組 最古参教団元幹部が初証言/安倍家三代と旧統一教会 (TBS報道1930)にて、御年85歳の古参幹部だった阿部正寿氏が「死ぬ前に本当のことを言って」と切りだして、教団の献金の実情などについて、衝撃的な発言がありました。 阿部正寿氏をご存じない方も多いと思いますが、番組内で紹介があったように、国際勝共連合の事務総長などを歴任してきた元幹部で、日本武道館で行われた1970年の世界反共連盟(WACL)の世界大会では責任者をつとめていました。ちなみに、この大会の推進委員長は岸信介元首相です。 当時の大会の様子は、筆者が元信者時代に、ビデオ映像で見たくらいですが、この世界大会については、統一教会の歴史の講義で信者らに話した覚えがあります。ある意味、教