兵庫県議会から不信任を議決された斎藤知事は、26日午後、県庁で記者会見を開き「大変思い悩んできた。県政にとって大きな判断で、きょう決断をした」と述べ、県議会は解散せず、失職を選び、今後行われる、いわゆる「出直し選挙」に立候補する意向を表明しました。 そして、一連の問題について「県民に改めて心からおわびする。至らないところや未熟なところがたくさんあり、この6か月間、県政が混乱していたのは認めざるをえない」と述べました。 一方、不信任の議決については「文書問題で知事が職を辞すべきことなのか。議会の判断だが『本当にそこまでいかなければいけなかったのか』という思いは正直あった」と述べました。 ただ「今回の問題は、私の対応などがおかしいということなので、みずから信を問うことが大事だ」と述べ、県議会の解散は考えていなかったと説明しました。 出直し選挙については「斎藤県政を続けるかどうかが争点だと思う」