猫の無毛種の開発に取り組んでいるブリーダーグループが新たなる品種を生み出した。その名はリュコイ。リュコイはギリシア語でオオカミを意味する。別名ウェアウルフ・キャット(ウルフキャット)とも呼ばれている。 リュコイは眼、鼻、耳、そして鼻から口周りに毛が無くて、体の残りの部分には斑点状に毛が生えているのが特徴。確かにオオカミに若干似ているかもしれない。オオカミというよりは狼男に似ているかもしれない。 リュコイ・キャットはオオカミのような外見を持つ黒い毛の短毛種のイエネコから自然に生まれた突然変異体だ。ブリーダーグループが、血縁関係が無い2匹の母猫がそれぞれ産んだ子猫達2組を基に繁殖を行ったところ、最初の1組に、自然発生したスフィンクスの変種が生まれた。(ちなみにスフィンクスとは猫の品種の一つで、厳密には短い産毛に覆われているが皮膚が露出しているように見えるので無毛種といわれる。) ところが、子猫