北海道松前町の沖で見つかった北朝鮮の木造船の乗組員3人が、無人島の小屋から発電機のエンジンを盗んだとして逮捕された事件で、この発電機は重さがおよそ600キロあることが関係者への取材でわかりました。警察は、何の目的でどのように運び出したのかなど、詳しい状況を調べています。 関係者によりますと、この発電機は、海水を真水に変える機械を動かすために設置されたもので、重さはおよそ600キロあるということです。 警察が9日に木造船を捜索したところ、発電機全体ではなく、中にあるエンジンがほぼむきだしの状態で積まれていたということです。 一方、小屋では発電機全体がなくなっていたということで、警察は、何の目的でどのように運び出したのかなど、詳しい状況を調べています。